「こんにちはー!」
トバリシティにあるギンガ団の元アジトに、ヒカリが元気よく突入して行った。理由は簡単、元幹部のサターンに会いに来たのだ。
「またお前か。何しに来た」
「ちょっと面白いことを思いついたの!」
「……」
「ギンガってgingaだから服にGの文字が入ってるんでしょ?」
「……」
サターンは沈黙を決めたらしい。しかしヒカリはそんなことを全く気にせず一人マシンガンのように喋りまくる。
「例の黒光りの虫もGって略すから、ギンガ団は今日からギンガじゃなくてゴキ●リ団って名乗ってみて!」
「……」
彼の表情を見せることができないのが非情に残念なくらいの顔をサターンはした。どんな表情かはあなた方の想像におまかせしよう。
「…意味が分からない。だいたい、どうして貴様の言うことを聞かなきゃならないんだ」
「だーって、暇だから仕方ないじゃない!」
「チャンピオンになったんだろう?忙しいはずじゃないか」
「挑戦者はだいたいが四天王止まりなの」
「だからってここに来る必要はない」
この後も延々、言い合いは続く。それがこの二人の日常なのだ。
日常茶飯事
090619
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