しつこいくらいにポケギアが鳴る。もう、一体なんだっていうの!仕方なく電話に出れば、やっぱりあの人。
「あ、コトネちゃん?」
「…マイクさん…」
「いやーきみってほんとにすごいよね!きいたよ、また大手柄だって!」
「…マイクさん、」
マイクさんとは35番道路でバトルをして、私が勝って、それで番号を教えたら、毎日毎日電話をかけてきて、ほんとにうんざりしている。しかも、怖いくらいに私の行動を追っている。
「あの、こんなことほんとは言いたくないんです。でも、電話の回数減らしてもらって良いですか?」
「…え?」
あ、…傷つけちゃったかな…?ほんの少し、罪悪感が生まれた。
「そっか!きみも忙しいもんね!分かった、これからは1日置きにするように頑張るよ!じゃあ!」
ピッと音がして電話が切れた。…すごく一方的だった気がするのは私だけかな?それに1日置きって…。
まぁ、傷ついてなかったみたいだしとりあえずは良っか。
あの日から
(きみに出会ったその日からぼくはきみに夢中なんだ!)
091028
title:rim
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