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影からの視線
ダークな綱吉と奇妙な骸

短い会話文







*影からの視線*




「いい加減になさい沢田綱吉!」


「は?どしたの?」

「クッ、またまたシラばっくれちゃって!毎日毎日四六時中、ネチっこい視線をどこからともなく僕に絡ませるなど迷惑千万、もうウンザリです!」

「ちょっと待って、何言いがかりつけてんの。身に覚えないんだけど。お前ストーカーに狙われてんの??」

「…え…、綱吉くんじゃないんですか」

「うん。違うけど。俺、いっつも補習で忙しいし…」

「えええっ、てっきり綱吉くんが、中性的で美しさが匂い立つような僕の瑞々しい貞操を狙って好奇に満ちた熱い眼差しを送ってきているのだと思ってましたよ!」

「長いなぁ。自分に対する描写長いなぁ。それに引き換え俺をなんだと思ってるの、お前」

「ヒィイ怖いです!一体どこの誰が何のために僕を見つめているんでしょうか?!ま、まさかとは思いますが、エロい所業を働こうとしていたらどうしましょう…!」

「お前強いし平気だと思うけど、犯人に心当たりないのが不安だよなぁ……大丈夫、骸?」

「いたわりが嬉しいですぅ綱吉くん…。君を性に飢えたいやらしい中学生だと思ってた僕を許してくださいね!!とにかく、今日は安全の為に君ん家泊まっていいですかっ?」

「そんだけ俺の悪口言ってソレ?…どの口が言ってんだよ…図々しいなぁ骸」

「お願いします、お願いします綱吉くん。僕を守ってください!」

「いいよ、分かったよちょっとウザいけど、可哀想だから」

「くふぅん……」





『馬鹿だなぁ骸!』

『ストーカーの言うことあっさり信じちゃって!』






終わり


****************




どうなる、骸!?








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