☆☆☆小話
ベクトルが噛み合わない（Not夢。カケル、ショウ）
カケルくんのショウに対する第一印象的なもの。
「………あ、の…」
「………」
「(ひいい、なんでこんなに見られてんの俺ー！？)…えと…その…」
「………もか…」
「…え？」
「お前も歌は女か――！」
「………は、はい。そうです、けど…」
「そうかそうか、ついに同士を見つけた…！」
「(うええよく判んない人なんだけどおおお！)あの、おっしゃってることがよく…」
「正直俺だけかと思ってた…！ しかもなんなんだあの決めゼリフは！！」
「(見事なくらい話が噛み合わないいい！)…えっと…カケルさん、でしたよね？」
「そうだ、お前の名前を教えてくれ！」
「(ス、スルー…！)…ショウ、です…」
「ショウか！ よし、今から二人でMZDのところへ殴り込みに行くぞ！！」
「ええええええええ！？(助けて兄貴いいい！！)」
ベクトルが噛み合わない
―――
カケルくんの方向性を見失った瞬間。
なんなんですかあのこは。バカですか、それともバカですか。
いつ連載に出るか未定だったりします。
MZDが二人に歌わせなかったのは、きっと二人は恐ろしくオンチなんだからだと思う。←
女性の歌手だったのは…ノリ？
とにかく、ショウくんは半泣きで兄や友達あたりに助けを求めてるはず…
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