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トリップ2
〜半脱げって犯罪的に犯罪だ〜
きゅうっ

「な、何だい日吉君…後ろから抱き締めたりして…。」

何かいきなり抱き締められたんですが。

「………みるく先輩…。」

ぐいーっ

「わぷ。ピヨ?どうしちゃったのさ…。」

エプロン姿に欲情したとか昔跡部に言われた事があるなぁ。

てか、押し倒されちゃったんだけど。



「お、そっても…いいですか…?」



うぎゃー!助けて何このピヨ!可愛い可愛い可愛い可愛い!

「いい、よ。ピヨ…なら。指…舐めて?」

止まってる止まってる。動き停止してるよ。

「………っ…。」

口開けたけど舐めるまでいかないのね。ププー。

「はい、時間切れッ!」

「うわっ!痛…え、ちょっと…何ですかこの状況…。」

ふふ、逆に押し倒してやったもんね。前髪触りつつ首筋に触ってあげちゃう。

「……っん……。」

そして腹筋辺りから上にツツーっと指先でなぞったりして。

「………ぁ…。」

って、困って赤くなるだけ!?嫌がらないの!?本気でこっちが襲うよ!?

「ピヨ…本気で…可愛い…。」



そして私はピヨの上からどいた。ティッシュを取りに。



「はぁー、間に合った。もう少しでピヨに噴射するところだったよ鼻血。」

「本気でスミマセン!!!!何か後ろ姿見てたら…む、む、無性に…!」

「料理酒とか飲ませてたら最後までイけたかな。」

「か、か、か、勘弁してくださ…!」

うむ、男の子だな。こっちこそすまなかった。

「と、時にトイレを借りても…っ。」

「頑張れ少年☆あ、汚すなよ?」

余計なお世話だったかな。





「お鍋完成〜。」

「………っ…。」

相変わらず赤いなぁ。さっきのがこたえてるのか。

「気にすんな☆私はいつでもオールオッケーだから。」

「少しは警戒心とか持ってください!俺が理性を保てません!」

「私に欲情するなら、景吾や侑士に欲情しなさい!」

「嫌です。そんなモンに欲情するくらいなら机に欲情しますよ。」

そんな性癖のピヨ嫌〜!(ノ-_-)ノ~┻━┻

あ、でも机に擦り付けて感じt(ry)



「あ、さっきピヨがトイレ行ってる間にピヨのケータイからメールしといたよ。」

「誰に何を!?(T□T)」

「氷帝の皆に。『ヘローみるくだよー。日吉に襲われちゃった☆』って。」

「冗談じゃな…っうわーッ!!送信履歴がパネェ!!」

パネェとか使うなー!って混乱させたのは私か!

「しかも何か沢山メール受信中!?ひぎゃー!」

「ねぇ、泊まる?」

「この状況で何を言い出すのかアンタはー!(T□T;)」



それから数十分、ケータイと格闘するピヨなのでした。



「うう、疲れた…。」

「疲れたついでに泊まれー。もう中学生には危ない時間だお(`・ω・´)」

「うわ、深夜ですよもうこれ!帰れない…。家にメールします…。」

泣くなよ。そんなに嫌か私とお泊まりは。

「絶対に襲わないで下さいよ…。」

「じゃあピヨから、お・そ・っ・てハァト♪」

「萎えましたおやすみなさい。」

ちぇー。マジで寝ちゃったし。まぁいいか。楽しめたし。←

「激写。おやすみピヨ♪」





「んー。朝か……って俺、みるく先輩…の、家に!?」

「おはおはピヨ!今日はピヨにお味噌汁作ってもらおうかな。ほらエプロン!」

朝も早よからハッスルみるく☆それはピヨがいるから。

「裸エプロンね。ほらほら。」

「ギャー!!(T◇T;)」

どんどん、ガチャッ

「みるくー!平気かー!」

「こら日吉どこだー!」

うわっ何!?何で皆入ってきてんの!?

「先輩!助け…ッ!」

「半脱げフリフリエプロン…。何があったか容易に想像できるな。」

「せやな。」



管理人さん、合鍵渡したのかー!くそっ、イケメンに弱い管理人さんめ!



「私の貴重なラブタイムを…!」

「だからって日吉を瀕死にするなよ。確かに日吉は可愛いけど。」

がっ君…。何でピヨを可愛がってんの!

「で、昨日はどうだったよ。」

「ん?散策?リョーマ君に出会ったよ。青学の皆も元気だってさ。」

どうせなら、跡部と手塚を会わせてみたかったね。

「みたらし団子食べてる姿がぷりきゅんでした。」

「逮捕されろ。」

しっしーひどい!

「一緒に牢獄に入ってやんよ!」

「何その男らしさ!心意気、気に入った!」

って何のコントだよ。



「で、みたらし団子食べて何をした。」

「何ってピヨで遊んで朝に。」

「「だろうな。」」

跡部も宍戸さんもひどいッスよ!

「夕食はお鍋。んで、作ってたら襲われた☆」

「襲われた☆じゃねぇだろ。大体なぁ…。」

「待て宍戸。確かにこいつのエプロン姿は卑怯だ。日吉も欲情するだろうよ。」

「アンタら何話してんだー!(T◇T;)」

だんだんピヨが可哀想になってきたかも。

「大丈夫!私は味方よ!」

ぱふっ

「もきゅ!?(///)」

あ、間違えてマシュマロアタックしちゃった。窒息してる。

「「「「御愁傷様…。」」」」



「よし、皆集まった事だし、久しぶりに指圧しようか。」

「脈絡ねぇよな。」

とか言いつつうつ伏せになってる跡部さん。

「ここだね!」

「…っぁ…久しぶりのみるくの指圧は効くな〜…。」

こっちもキますよっ!喘いだー!いけない、鼻血は。

「ここも疲れてますな。」

「…ぅう、ん…はぁ…。」

こっ、こいつ分かっててやってるのか!?鼻血出させようとしてないか?

「あ、景吾…本気で疲れてる…?」

「最近少しオーバーワーク気味でな。」

でもだからって喘ぐなぁっ!

「しかし、お前に触られてるって思うと…っん、感じるかも、な…。」

ななな、何が感じるかも、だ!セクハラ発言だよ!

「この景吾め!変人変態ー!」



「あだだだだっ!?テメェにゃ言われたくねぇよ!(T◇T)」



「うぇーんチョタロッ君に決めた。」

「ひゃ!?はぅっ!乗っかるのはやめっ…!」

エロ跡部にはおさらばして、可愛い長太郎に決めたよ。

「ぁんっ…俺そんなに凝って無いっ…ぁあんっ…!」

ビシャッ

「あ。出た…。」

「ひゃぁあーっ!?俺の服に鼻血が満載!?飛び散る鼻血に青春の香り!?」

いや、飛び散る汗に青春の香りを感じてくれ。って混乱してるのか。

「ごめんよチョタロ。ブッ飛んだよ。」

「ぐすん…いつも通りでほっとしましたよ…。」

さて、皆揃った事だし、何かしようかね。

「どこ行く?」

「唐突だよな。」



◆続く◆


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予想は当たりましたか?(笑)どう考えてもヒロインの一人勝ちですよねw
さーて、次は誰と何をしに行くのでしょうか…。何が待ち構えているのか…。←
はたして次回はどんな事になるのでしょうか…お楽しみに!
write.2009/05/31

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あきゅろす。
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