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トリップ
八話
「ごちそーさまでしたー!」

美味しかったぁ!跡部お手製黒焦げサニーサイドアップ。←目玉焼きの意



「跡部ぇ、動揺しすぎやで。どうやったら目玉焼き黒焦げにできんねん。」

「起きた時オマエの顔がアップで目に入ってきたら動揺するっつの。」

まぁ確かにこんな美形が目の前にアップでいたら動揺するわな。



「わーん!みるくッ跡部ってばヒドイんや!眠ってる俺の手ぇ握り締めとったんに!!」



「よしよし侑士、きっと景吾は今頃反省して貴方を探してるはずよ?早く行ってあげなさい。」

ノリノリで昼メロの真似事をする私達。



「お・ま・え・ら〜…。」



「だめでしょ景吾!こういう時は乗って『侑士、俺が悪かった…またやり直してくれ。』って言って熱い抱擁をかわさなきゃ。」

「ほぅら跡部ぇ、俺のたくましい胸に飛び込んできぃや!」

おっ忍足ナイス☆見事に腐女子萌えポインツを突いた!!

「みるく、俺が悪かった…またやり直してくれ。」



がばちょん



「ぎゃー!!何で私なのぉ!?離して〜!!!!」

跡部のフローラルなかほりが私の脳を活性化させる〜!!←?

「跡部ズルいわぁ!!みるくの独り占めは許さへん!」



むぎゅうぅ



「男二人でか弱いおなごを握り潰す気かい!」

私はサンドイッチの具じゃないぞ!

「うーぅー!」



すぽんっ☆



下からすりぬける私。抱き締めあう跡部と忍足。

「あっは〜ん!!シャッターチャンスは一度だけ☆」



パシャリッ



「なぁ!?何気色悪ィ写真撮ってんだ!!貸せ!!消す!!」

「しかも何やねんあの掛け声…。」

「あーはーはー。おなごを男二人で握り潰そうとした罰じゃあ!そのまま3●とかに持ち込まれるかと思ったよ。」

そんなの楽しすぎるけど。←オイコラ

「何だよみるく…そういう事、シたかったのか?」

「喜んでシたるで?なぁ跡部。」

わー…思春期の男子に火をつけちゃったかしら?



「わぁ!だったら私が攻めちゃうぞ☆二人の●●にロウソク突っ込んで鞭でビシバシしてあげちゃう!!」



「さささささて忍足。そそそそそろそろ朝練だったよな!!?」

「せせせせせやったな!はははは早よ行かな!」

あはっ☆腐女子しててよかった!素敵な切り抜け方ができちゃった!

「ほほほほな!みるく、俺等先行っとるわー!!」

「きききき教室で会おうぜー!」



ばびゅん



「あはははは!部活頑張れィ!!」

さて、私もテーブル片付けて早く行こうっと。髪を切った宍戸さんがいるはずだし。





「しっしー…。」

むぎゅ!

「短髪になったねぇ。」

ツンツンの髪をいじる私。というか抱きつく私。

「ちょっ!?コラみるくッ抱きつくなよ…。」

「触り心地がGOODなのー。レギュラー復帰おめでとぉ!」

「お、おう。サンキュ。」



あっは!照れた顔が何ともそそりますなァ…。←変態



「あー、早く離してくんねぇか?じゃねぇと俺の理性が…いやいやいや、皆の視線が…。」

「あっはっは!私なんかに欲情してたら頭腐っちゃうよ?」

「よッ…欲じょ!?…違…ッ!」

ひゃひゃひゃ!!!!か〜わいぃ〜☆

「みるくさん…あまり宍戸さんをからかわないでくださいよ。」



大型犬発見!!とうっ!!!!



「大丈夫!ちょたろも十分抱き心地いいからっ!!」

むぎゅうっ

「ちーッ違います!!そんなつもりで言ったんじゃ…。」

「おーとりズルイC〜!みるく〜俺もむぎゅ〜ってしてー?」

あれー?何か私の周りがすごい事になってきた。

「はいはい、ジロちゃんは甘えんぼですねー。」

そのまま頭を擦り付けるジロちゃん。

「何やってんだジロー!!みるくの胸の感触楽しむんじゃね〜!!!!」

「せやせや!可愛い顔してイヤラシイやっちゃ。」

忍足はイヤラシイ顔したイヤラシイ奴だよね。

「ZZZ……。」



「「寝るな(や)ッッ!!!!」」



凄い息の合ったツッコミだこと。

「っていうかジロちゃん…くすぐっ…たい、よ…。」

ふわふわの髪の毛が首や顔を擽って…。

「(みるくにあないな声出させよってからに…。)ジロー!!早よ離れ…。」



「ぶぇくしょ〜い!!!!」



あー!鼻付近に髪の毛が!!!!

「………何や萎えたわ…。」

「え!?何ッ!!?何が起こったの!?」

「あ、ジロちゃんごめんね?ジロちゃんの髪が鼻近くにあって擽ったさにクシャミを一発。」

何とも色気の無い話だ。



「おらジロー!!さっさと退きやがれ!!!!」



「あ〜んみるく〜!」

べろりとジロちゃんを引き剥がす跡部。

「何なんだよみるく!小せぇヤツにはそんな特典が付いてやがるのか!?」

いやいやいや、跡部様ブッ壊れてマスよ?

「確かにでかい俺等にはそんな事せぇへんなぁ。」

しみじみ言うなよ。ってかちょたろとかにはしてるし。



「アレか!?アニマル属性か!?」



アニマル属性ってナンデスカー!!!!(爆笑)

「だって景吾も侑士もエロいじゃん。」

「「それが俺だろ(やろ)?」」



コイツ等開き直りやがった〜!!(`皿´)



「もぅ!二人とも甘えん坊さんなんだから☆」

むぎゅうぅぅッ

ほらほら私の胸で窒息するがよい!!!!

「!?うームムッ…!」

「ン〜もがッ!!」

一分後、幸せそうな顔をした死体が二体出来上がった。

「わが一生に悔い無しやぁ…vv」

「…マシュマロ…バンザイ…。」

執事さぁん!!おたくの坊っちゃまがご乱心ですぜー!!



「あ、しっしー、家来ない?レギュラー復帰祝いに何か作るよ!」

「…え?いいのか?」

「うん!しっしーの好きなもの作るし!」

その後、レギュラー陣が全員押し掛けてきた。







「「「「お邪魔しまーす。」」」」

「散らかっててごめんねー?」

って言っても気になるほどでもないけど。



ゴン!!



「イテッ!!」

あ、ちょたろがコケた。

「あいたた、何ですかコレ…。」

「あ、それブラだ。」

洗濯物取り込んだ時落ちたのかな。

「!?ぶッ!!きゃー!」



ポーイ



ブラを投げるな。ってかちょたろ、きゃーって。

「うわわわわ!!こっちに投げるな長太郎!!!!」



ポーイ



あ、忍足氏の頭の上に…。





「「「「は、犯罪くせぇ…。」」」」





忍足斬られた〜!!!!



「はーい、返してねー。」

「みるく、俺落ち込んでエエ?」

「よしよし侑士。これあげるから元気出して?」

スッ

「おおきに…って飴ちゃんやん!」

「あっはっは。ねぇ皆、これだけ人数いるし、鍋パーティーにしちゃおうか!」

「いいんじゃねぇ?」

「賛成さんせ〜!」

と、いう訳で氷帝R陣+私の鍋パーティーは始まった。



◆続く◆


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跡部様がブッ壊れてマス。アニマル属性ってホント何?(笑)
短髪宍戸さん登場です。ツンツン髪は触ってて気持ち良さそうですなぁ…vv
次回は鍋パーティーの続きですな。どうなる事やら…(汗)
write.2005/07/14

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あきゅろす。
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