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BL2
突然☆ハッピー(ちとくら)
「ハッピーバースデー千歳!」

「うわ!」

「あーんど今年もありがとな。」

「白石…いや、こちらこそ今年もありがとう。」



家のインターホンが鳴り、俺は何気無く出る。白石が来たから扉を開ける。と、いきなり祝われた。



「いきなりたいね。」

「驚かしたろ思て。でな?プレゼントなんやけど…。」

「ん?」

「ん。」

白石がおもむろにコートを脱いだ。そこにはリボンが巻かれていて。

これは俺がプレゼント、とかいう古典的なモノだろうか。

「白、石?」

「何がエエやろかて悩んでたら何も思い付かんかってん。で、俺ごと…っちゅー古典的なプレゼントに。」

「へぇ。」

「あっ、いらないならエエねん。こんなプレゼントいらんって言ってエエねんで?」

申し訳なさそうな顔で苦笑する白石。まさか嫌だと言うはずもなく。あげると言って貰ったものはありがたく貰う。

それがたとえ白石自身であっても。

「いやらしい意味で捉えて良か?」

「もともとそのつもりや。」

「じゃあ、いただきます。」

「………ぁ…。」



触れたら何故か困ったような顔になる。何かと思って首を傾げた。



「あ、あんな、笑わんとってな?実はここにもリボン巻いてあるんや…。」

そう言って指をさしたのは白石の中心。つまり、アソコを指さしたのだった。

「最後までどうしよか悩んだんや…結局結んでしもたんやけど、変か…?」

「ブフッ!へ、変じゃなかとよ?ばってん、古典的すぎて…あはははは!」

「あっ!笑わんとってて言うたんに!千歳のアホ!」

「イテテ髪の毛引っ張ったらいけん!禿げてしまう!」

いつも無駄の無い行動しかしない白石が悩んでまで行った行為は可愛らしく、微笑ましかった。

思わず吹いてしまったら髪の毛を掴まれて、痛みに呻いた。

「ぁ、千歳!んっ…んぅ、うん…。」

「んっ、白石…可愛かよ…。」

「…ん、ホンマにそう思て…言うとんの……?」



唇を奪い、甘く囁く。白石がおとなしくなり、小さくなる。頭を撫でてやり部屋まで誘導する。



「コホン。ほな、千歳…誕生日おめでとう…。」

「嬉しかよ。」

白石が自ら脱いでいく。白い肌にぷつんと意思表示をする乳首。俺は指で挟み刺激してやった。

「ぁ、はぁん。」

「どうしてほしか?」

「…千歳…の…好きにしてエエよ…。」

「フフ、じゃあ食べちゃるか。」

「…やぁっ、んっ!噛んだら…痛いて…んぅっ…!」

俺は乳首を噛み、吸い上げてやる。白石がびくびく震えて反応する。

「下も脱いでほしかー。」

「ぅ、もう笑わんといてな?」

ぴょこんと下着から現れたのはリボン付きのソレ。俺は意地悪をしたくなって白石に囁きかけた。

「自分でしごいてほしかね。」

「えっ!?……ホンマかいな…っ、仕方ない、なぁ。」

誕生日スペシャルとでも言わんばかりのセリフだ。

「んぅ、くっ…これで…っァ、満足…かいな…。」

「もっと強くしごいてもらって良か?」

「…ぅ、はぁっ…はっ、ん…んぅーっ…!」

「むぞらしか…。」

「はぅッ!」

耳元で囁くと軽く達したような声を出して手を止めてしまった。

「どげんしたと?」

「もう、イキそうや…。」

「イッて良かよ?」

一緒に握ってやったらフルフル震えて喉元を露にした。

「んぅうッ!!!!」

「ちゃんとイケたか?」

「…っは、ぁ…アカン…めっちゃエエ…。今度は俺の番やな。」



白石はイッたようだ。すると俺のズボンを下げてきた。これはもしかしなくても、してくれるのだろうか。



「ん。フェラしたる。…うわ…カチカチやん…か…。」

「いやらしい白石見てたら、な。」

「……んっ…ん、ふぅ…。」

「…ふっ…良か…っん…。」

舌のざらつきが堪らない。白石がたまに見上げてくるのもイイ。いやらしい仕草が目につく。

髪の毛を耳にかけるのすら、俺の目を奪う。

「もう、良か、よ?」

「あっ、何する…ひゃあんっ!」

「後は俺に任せとくたい。」

俺は白石を押し倒し、後ろの孔を撫でた。ローションを持ってきてほぐしにかかる。



「んんっ、千歳の指…っ太いんや…ぁうっ…く!」

「それでも飲み込む白石の中が…いやらしかね。」

「…ぁあっ…ソコ、ぁ、はぁ…っんぅ…やぁっ!」

反応する場所ばかり攻めていく。白石は悩ましげな表情で俺を見つめながら喘いで。



「も、入れてエエから…。」

「じゃあ入れるとね。」

「…ゆっくり…ぁあっあ、はぁんっ…ゆっくり、言うた…ッン!」

「焦らされるの、好きじゃ、なかろ?」

「…やぁあっ、ん…グリグリせんといて…ぁああっあ、はぁあっ…!」

実際、俺も我慢の限界で。呼吸を無視した挿入だった。だが、白石の中は切れる事なく俺を飲み込んでいて。

「あっあ、あっ…千歳ぇっ…んっん、く、ぁ…!」

「気持ち良か…?」

「エエッ、千歳は…?はぁっ、あ!」

「良かよ。」

俺のモノはきっとはち切れんばかりになっているはずだ。

「くっ、イッても良か?」

「ひゃああ、あんッ!!!!」

「くぅっ!っは!!!!……あー、白石、っ先にイクとは…。油断したばい…。」

「…はぁー…はぁーっ…アカン、おかしくなるか、思た…。」

了承を得る前に白石が達する。俺は追いかける形になり達した。白石の頭を撫でてやり、落ち着かせる。





「なぁ…プレゼント、満足やった?」

「ん?堪能したったい。いやらしい白石がむぞらしくて…。」

「あんまり言わんといて…。」

「あ、白石のに巻き付けてあったリボン…。」

「うわ、俺のセーエキだらけやん…。」

「記念に洗わずにとっとくか?」

「洗え!」

真っ赤になった白石にチョップを食らった。洗わないとダメか。

「と、とにかくや…俺からのプレゼントは満足やっちゅー事でエエんやな。うん。良かった良かった。」

「そうたいね。お、もう少しで年越しばい。」

「せやね。来年も、よろしくな?」

「こちらこそ、よろしく、な♪」

いきなりの誕生日パーティーになったけれど、こんなのも悪くないなと思った今年のバースデーだった。



「ん?姫納めばい。ね?」

「これから姫初めや、とか言うんか?」

「それも面白かね。」

「きゃーっか!」



END


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09千歳誕生日に白石がプレゼントのお届けにまいりました〜!(笑)喜んで受け取りますとも。うん!
書き始める直前まで、くらちとにしようかちとくらにしようか悩んでました。雑食すぎてスミマセン…!(笑)

ここまで読んでいただき、ありがとう御座います。
こんなんですが、感想頂けると嬉しいですv
write.2009/12/26

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