▽
正希「はぁー、この家はほんとに広くて楽しいな!」
麻音「家賃高いだけあるよ」
まさや「でもレオと半分こだよ〜」
麻音「半分でも高いよ…」
明良「まぁ、うちのと倍って考えても足りないくらいは高いよな」
麻音「僕は庶民だから今居るアパートで十分。…ま、キッチンはちょっと狭いけどね。ふふっ」
明良「…麻音……。いつかマトモなキッチンに立たせてやるから…」
麻音「まぁ気長にね。まだまだ先は長いんだし」
正希「メアドが彼氏の名前とforeverとかになったと思ったら次の週くらいには「メアド変えました☆」って奴いるよね」
麻音「正希くんは何が言いたいの」
正希「先は長いとか言っちゃってコノコノォ〜」
麻音「もー何なの。別にいいじゃん」
正希「コノコノォ〜」
麻音「うざっ」
正希「………」
麻音「…ごめんなさい」
正希「お前ときどき本音でるね」
レオ「ところでお前ら、本来の目的忘れてない?」
正希「え?」
まさや「晩ご飯だよ!でもご飯まだ何も考えてなかったね、レオ」
レオ「まーね。飯くらい食ってけよ、何か注文する?」
麻音「いつもそんな生活なの!?」
レオ「いや普段はまさやと一緒に作ってるけどさ、今から作るのめんどい」
明良「レオって料理するんだ…」
レオ「麻音に任せっきりのテメーとは違うんだよ」
明良「…」
レオ「っていうのは冗談で、まさやが一人で火とか使うの怖いだけ」
明良「(冗談じゃなくて本気だった)」
正希「ははっ、ほんと過保護だなぁ」
レオ「いや…マジ。まさやあんまり料理上手くないからね」
まさや「えへっ」
レオ「ほんとに怖いの」
麻音「じゃ、じゃあさ…出来合いでよければ、僕作ろっか?」
まさや「わーい!麻音ちゃんのご飯!」
レオ「お前そのキッチン使いたいだけじゃねーの」
麻音「うっ」
レオ「まぁいいけど」
・ ・ ・
麻音「というわけで冷蔵庫に入ってた野菜で野菜炒め作ったよ。みんなでたくさん食べれそうなのにしてみました」
正希「うま!」
まさや「うまvv」
レオ「まぁ悪くないけど」
明良「…俺も料理覚えた方がいいかなぁ」
麻音「えっ…?料理くらい僕一人に任せてくれていいのに」
明良「…そう?」
正希「……ハッ!!レオの家に来たのに、晩ご飯は山本家と変わらねぇ!」
レオ「つーか何かもう今更だろ」
☆END☆
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