[携帯モード] [URL送信]



正希「はぁー、この家はほんとに広くて楽しいな!」

麻音「家賃高いだけあるよ」

まさや「でもレオと半分こだよ〜」

麻音「半分でも高いよ…」

明良「まぁ、うちのと倍って考えても足りないくらいは高いよな」

麻音「僕は庶民だから今居るアパートで十分。…ま、キッチンはちょっと狭いけどね。ふふっ」

明良「…麻音……。いつかマトモなキッチンに立たせてやるから…」

麻音「まぁ気長にね。まだまだ先は長いんだし」

正希「メアドが彼氏の名前とforeverとかになったと思ったら次の週くらいには「メアド変えました☆」って奴いるよね」

麻音「正希くんは何が言いたいの」

正希「先は長いとか言っちゃってコノコノォ〜」

麻音「もー何なの。別にいいじゃん」

正希「コノコノォ〜」

麻音「うざっ」

正希「………」

麻音「…ごめんなさい」

正希「お前ときどき本音でるね」

レオ「ところでお前ら、本来の目的忘れてない?」

正希「え?」

まさや「晩ご飯だよ!でもご飯まだ何も考えてなかったね、レオ」

レオ「まーね。飯くらい食ってけよ、何か注文する?」

麻音「いつもそんな生活なの!?」

レオ「いや普段はまさやと一緒に作ってるけどさ、今から作るのめんどい」

明良「レオって料理するんだ…」

レオ「麻音に任せっきりのテメーとは違うんだよ」

明良「…」

レオ「っていうのは冗談で、まさやが一人で火とか使うの怖いだけ」

明良「(冗談じゃなくて本気だった)」

正希「ははっ、ほんと過保護だなぁ」

レオ「いや…マジ。まさやあんまり料理上手くないからね」

まさや「えへっ」

レオ「ほんとに怖いの」

麻音「じゃ、じゃあさ…出来合いでよければ、僕作ろっか?」

まさや「わーい!麻音ちゃんのご飯!」

レオ「お前そのキッチン使いたいだけじゃねーの」

麻音「うっ」

レオ「まぁいいけど」

・ ・ ・

麻音「というわけで冷蔵庫に入ってた野菜で野菜炒め作ったよ。みんなでたくさん食べれそうなのにしてみました」

正希「うま!」

まさや「うまvv」

レオ「まぁ悪くないけど」

明良「…俺も料理覚えた方がいいかなぁ」

麻音「えっ…?料理くらい僕一人に任せてくれていいのに」

明良「…そう?」

正希「……ハッ!!レオの家に来たのに、晩ご飯は山本家と変わらねぇ!」

レオ「つーか何かもう今更だろ」


 ☆END☆



[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!