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麻音「はーい、どちらさ…」

正希「はい閉めようとしないー。だめだめー」

麻音「ちょ、何でみんな来てるの…?本当にダメ、来ちゃダメ、騒ぐと近所迷惑になるから」

レオ「なぁ、お前誰か確認もしないですぐ開けるクセどうにかしろよ。ていうかこのドアチェーンすら付いてねぇし」

麻音「もー…何なの。何しに来たの」

まさや「お夕飯食べに来たよー!」

麻音「え…?お、お夕飯?」

正希「態度軟化しすぎだろ…。というわけで今晩のご飯は何ですか!入れてくーださいっ」

麻音「あ、ちょ、こらっ」

正希「イェーイ!明良げんきぃ?」

明良「うわぁぁあああ!??」

麻音「明良くん、声、声!」

明良「っと、やべ…つーか…うわぁ、レオたちまで居る。さいっあく」

レオ「何か言ったか?」

明良「イイエ何も」

まさや「明良くん、こんばんはー!」

明良「声抑えろって言ってるだろーがっ」

まさや「う…?」

麻音「家ね、ほら、壁が薄いから音がすぐ隣まで響いちゃうの。だからね…」

レオ「…哀れすぎて涙出るわ」

正希「まともに会話もできないなんて!」

明良「できるわ。お前たちが声デカいんだよ。普通に喋る分には問題ねぇから」

正希「あ、そう?ところで今日の晩ご飯何にすんの?」

麻音「今日は生姜焼きだけど…」

正希「わーい!俺すげー好き。ラッキー」

麻音「え、いや食べるの?そんなにないよ?ご飯だって5人分も炊いてないし…」

レオ「え?つか食べんの?」

麻音「え?」

正希「へ?」

明良「……お前らさ、少しは相談してから来いよ。行き当たりばったりすぎ」

正希「でへ」

麻音「仕方ないなぁ…ちょっと待っててね」

まさや「食べてっていいの!?」

麻音「みんなで分けたら少しずつになっちゃうけどね」

正希「優しいなぁ、麻音は!じゃあ今のうちに山本家の探索でも」

レオ「お前今、明良の名字言ったな?」

正希「あれ?」

レオ「山本って言ったよな」

正希「うん。…あれ?あれれー!?突然頭に浮かんだんだよ!」

レオ「と、作者が申しております」

まさや「プロフィール書き直さなきゃね〜」

正希「時事ネタ!後から読んだ人わかんないよこれ。まぁいいか、とりあえず探索しよ!」

明良「あんまり暴れるなよ」

レオ「って言っても一部屋しかないだろこの家…」



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