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正希「『それから過去有りキャラ。そのくらい?とにかく可愛いキャラにしたかった』らしいよ」

麻音「可愛くしたいあまり、キャラが崩せずに今の常識人キャラになった感が否めないよ」

明良「俺もキャラ付け薄くて常識人キャラになっちゃったって感じだよな」

麻音「何かぼくたちって不憫」

正希「まぁまぁ。実はこの過去有り設定、割りと重めで、本編でもレオとまさやは知らないんだよね」

レオ「そういやそんな話は聞いたことないな。お前らはどうやって聞いたんだ」

明良「俺は正希から」

正希「そして俺はこの目で!」

まさや「え〜?」

正希「俺と麻音は幼なじみなんだよ」

レオ「は?オレそれ初耳」

正希「言ってないからね☆小学校の途中から麻音は転校しちゃったけど。その転校もまぁ色々とあってさ…」

レオ「いやそれこそネタだろ。麻音の唯一のネタだろ」

明良「うーん…」

麻音「まぁ、もうぶっちゃけちゃうと、家の母親がちょっと執着心の強い人でね…いたくぼくがお気に入りだったんだ。それで離婚して父親と弟と引き離されて、地元からも離されて、どっか知らない海辺の家でずっと二人で居たんだよ」

明良「俺と会った時も、父親に会いに来たんだって言ってたからな」

まさや「まぁ…」

レオ「母親がねぇ」

麻音「こっちに出てくるのにも母親を精神病院に入院させてからだったの。あの時は色々と疲れてたし、明良くんに会えなかったらぼくきっと挫けてたよ。今こうやって笑えてるのも、明良くんが居るからなんだよ」

明良「いや、俺何もしてあげられてないよ?」

麻音「ここに居てくれるだけでいいの」

明良「…そっか」

正希「…」

レオ「…」

まさや「…」

正希「不思議!イラつかない!」

レオ「麻音はそれで女性恐怖症とかにはなってないのか?」

麻音「え、うん。平気だと思うよ。女子とも普通に話せてるし」

レオ「いや、女と2人っきりになれないとか、嫌悪感があるとか。平気?」

麻音「どうだろう…2人っきりになるシチュエーションがないから…」

まさや「麻音ちゃん全然そんな素振り見せないし、いっつも明るいし、そんなことあったなんてビックリしちゃった…」

麻音「今はもうみんなが居るし、ぼくは平気だよ」

正希「おっと、次Pに回すと中途半端になりそうだからここいらで切っとこうか。アディオス!」


 ☆END☆



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