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04
綱「とりあえず今から任務出すから出てけ」


骸「いやです!もう何ヶ月任務してたと思ってるんですかっ!?」


綱「だめ。骸がいると姫が怖がる」




綱吉さんが冷たくあしらっていると、今度は私に向かってきた六道さん。




骸「だめ…ですか?」


『う…ι』


綱「だめ」


骸「僕は今彼女に聞いているんですよ!綱吉くんには関係ありません!」


綱「姫は俺の婚約者なの。だからだめ」




こんなにはっきりと拒絶する綱吉さん初めて見た…。これじゃあ少しだけ六道さんが可哀相…かな?




『あの…私はべつに大丈夫ですよ?』




もともとここに住んでいたのは六道さんの方だし、私はべつに大丈夫だ。…多分。




骸「姫ー!!」


『Σ』


綱「近寄るな」




思いっきり抱き着いてこようとした六道さんだったけど、先に綱吉さんが私を抱きしめた。

綱吉さんの匂いに包まれて、顔が赤くなって心臓がうるさい。




骸「聞いていたように素敵な方ですね!!ますます綱吉くんにはもったいないですっ」


『え、いや…//////』


綱「誰から聞いたんだよ」


骸「跳ね馬ですっ」




跳ね馬って…誰だろ。聞いたことある気もするけど…。




綱「ディーノさんめ…」


『ああ、あの人…』




金髪の王子様みたいな人。
そういえばあの人、私の手に…。そのあとのことを思い出してさらに赤くなる。




綱「ムッ…なんでディーノさんのこと思い出して赤くなってるの?」




ますます腕の力を強める綱吉さん。これ以上近づいたら心臓の音聞こえちゃうよっι




『違いますよ…っ』


骸「とにかくっ!」




私と綱吉さんがよくわからない雰囲気になろうとしていたとき、六道さんの大声に阻まれた。(正直助かった)




骸「僕はしばらくここにいますからね!」




ソファーから立ち上がり、堂々と言い放った六道さん。周りのみんなはそれぞれ嫌そうな顔をした。




骸「改めまして、僕は六道骸です。骸と呼んでくださいね」




思わずときめいてしまいそうな甘い笑顔をした六道さん…骸さん。
きっと今私が綱吉さんの腕の中にいなかったらときめいてたと思う。




『よろしくお願いします…////』




近寄らなければ大丈夫…だよね?



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あきゅろす。
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