05
リ「綺麗にしてもらったじゃねーか」
『ありがとうございます』
山「可愛いぜ、姫!」
『そんなことないですよι』
玄関ホールに行くと、皆さんがもういた。私を見て、リボーンさんと山本さんが声をかけてくれた。
みんなスーツを着ていて、すごくかっこいい。
(なんでこんなに美形なんだろ…顔は)
すごく失礼なことを思いながら、前に進んでいく。
獄「…姫…!?」
綱吉さんと獄寺さんが話していて、先に気づいた獄寺さんの声で、綱吉さんもこっちを見る。
すぐに笑顔になって、私に駆け寄ってくる綱吉さん。
綱「すっごく綺麗だ…!」
『…/////』
ほかの人にも言われた言葉なのに、綱吉さんに言われると何かが違う。
綱「…疲れた?顔色悪いよ…?」
心配そうに綱吉さんが言った。気づかれるとは思ってなかったから、少し焦った。
『大丈夫ですっ、少し疲れちゃったけど!』
綱「あの二人、元気だからね(苦笑)」
綱吉さんがハルさんたちのことを口にすると、胸が苦しい。
(やっぱり…変だ)
さっきから胸の中に何かがいるみたい。
獄「十代目…そろそろ」
綱「うん」
獄寺さんが綱吉さんに声をかけて、綱吉さんが頷いた。
綱「じゃあ、準備もできたみたいだし行こっか!」
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