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へなちょこ
さん



「え?
 …あーあはは、熊にやられた」
「熊?!」
「大丈夫大丈夫!
 足折れだけだからさ!」
「あと体に数ヶ所の打撲だな」
「うっせ!ロマーリオは出てろっ」

「…馬鹿じゃないの」
「あははははー」
「何でこんなことしたの?」
「・・・。」











「お前に、憧れてほしかったから。」
「…はぁ?」
「へなちょこな恋人、ヤだろ?」
「・・・恋人じゃない」
「はは…そっか。」

いつもなら抱きしめてくる手には
枝や石で切れたのか無数の傷。

顔にも絆創膏。


そして目には

あの自信に満ちた色ではなく





薄く、暗く淀んだ…

『へなちょこな恋人、ヤだろ?』


そこで雲雀は思い出した。

この前の自分が彼にぶつけた言葉を。



「・・・馬鹿じゃないの」
「恭弥?」

緩く抱きしめる。
怪我が痛まないように。


「本当に馬鹿だね」
「…馬鹿って言うな。」
「何度でも言ってあげる。」
「泣くぞ」
「泣けば?」
「・・・。」




「俺、熊倒した。」

「…え?」
「へなちょこじゃない。」





ぎゅっと

抱き返す。


あぁ

この小さな体で…



「ディーノ」
「ん?」
「早く治してよね」
「っ・・!」

「修行、まだとちゅ…ちょっ?!」
「恭弥〜っ!」
「ちょっと調子乗らないでよっ」
「今日は恭弥上乗ってくれな!」
「やっちょっとやめっ…」








へなちょこ

だから、好き。





---→

あまっ
あますぎるあまいあまいようあー ←


何か寝ようとした瞬間に閃きました。 笑
こんな2人も萌えるなーって(´∀`)





でもへなちょこディーノは、

夜になるとイタリア男になると思う。 笑


ってか+10でぃのは

へなちょこ克服してるといいな


ってか+10ロマ見てみたいかもv 笑






ってかツンデレ雲雀萌えー ←変態


彼の「大嫌い」は「大好き」だ。 笑

ディーノに対してだけ。


clap?
 


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