Bit Stupid stupid playboy 「よしっこれで完璧!」 ディーノは爽やかな笑みを浮かべ汗を拭った。 片手には雲雀の部屋から拝借したファ●リーズ。香水の匂いがうつるからと雲雀が日本の草壁から取り寄せているモノだ。 隅々まで掃除機をかけ、トイレの紙も折られていた部位を切り取った。 匂いも消したし、コレで完璧。 大体、性欲ってのは抑制してしまうものではない。発散させなければストレスのモトにもなる。 だからと言って自慰で済ますのも虚しさが増すだけ。浮気であることは理解しているけれどこれしか方法がないのだから仕方ない。 ・・・とディーノは言い訳未満の言い訳を頭の中で繰り返しつつ雲雀の帰りを待った。 [*前へ][次へ#] [戻る] |