恋は 盲目 盲目な恋心、横暴な恋心。 とんっ 顔の脇に手が置かれ、耳に吐息を感じる。 それだけなのに、欲情してしまう。 腕を引かれ、自分より 幾分広い胸板に顔を埋める。 耳元に唇を寄せられ、 降ろした髪から淡い薔薇の匂いが香る。 「スクアーロ、」 それが初めての、愛の言葉だった。 「ザンザスは髪、降ろした方がいいなぁ」 「・・・何でだ?」 「薔薇の匂いがすんだよ。」 2度目の情事を終え、朝日が差し込む 寝室で抱きしめ合って、囁き合って。 あんなに辛かったのが嘘の様に、幸せ。 「ルッスが置いてったシャンプーかぁ?」 「だろうな・・・あのカマ野郎…。」 「いいじゃねぇかぁ。好きだぜ」 「・・・フン、カスが。」 ---→ 次の舞踏会から、ザンザスの隣には、銀髪長身の女がいるようになったとか。 笑々 そしてザンザスは、髪をいつもおろすようになったとかならなかったとか。 笑々 色々捏造ー☆ clap? [*前へ] [戻る] |