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生徒会シリーズ



「―――――では、高校生活を謳歌してください。以上です」

たくさんの拍手を背に、一人ステージを降りる

「っはー、緊張した」

誰にも見えなくなってから、深く息を吐いた
ふと前を見ると、ステージ袖にみんながいた
待っていてくれたらしい
  
「お疲れ様です、会長」

「「おっ疲れぇ〜」」

「お疲れぇ、かいちょ後で肩揉んであげようか」

「え、いいの?」

「喜んでぇグボア!!!」

何故か光也君に、緑君がアッパーをかましていた
・・・痛そう

「ふざけないでください、会長の肩をお揉みするのは私の仕事です」

「「えー、僕たちだよー」」

誰が俺の肩を揉むかで言い合っている
・・・・・フフッ

「みんな優しいなぁ・・・それに比べて、俺なんて何の役にもたってないよ ね」

なんで俺なんかが会長になったんだろう・・・
俺が軽く落ち込んでいると

「「「「そんなことない(です)よ!会長がいてくれるだけで、俺(私、僕)達は幸せだ(です)から!!」」」」

真剣な顔で俺の手を握ってくれた

「・・・そ、かな」

「「そうだよー!」」

みんな本当に優しいなあ

こんな俺でもいてくれてよかったって、思ってくれてるんだ・・・


「俺・・・」

「「「「何(です)?」」」」

「俺、みんなと生徒会やれて幸せだ」

「「「「―――――っ///」」」」




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