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―――バタン!



扉が閉まる音がした。
龍音時先輩が帰って来たのかもしれない。


「………」


ベッドの中に潜ってうずくまる。
今日から龍音時先輩と同室になったが気まずくて顔が見れない。僕はこの部屋に来てからずっと自室に籠もりきりだった。



屋上から逃げ出した後、僕は生徒会室に戻ったが龍音時先輩のことは話さなかった。
気まずくて言えなかった。


「……………」


両腕で身体を抱く。







明日からどんな顔をして会えば良いのか、わからない――


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