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VSヴァリアー編 中


毒によって極限状態に陥っていた守護者達だがとりあえず元気な六道と雲雀によってポールは倒され守護者達の解毒は完了し、沢田の涙ぐましい努力で大空戦は勝利に終わった。はずだったが沢田の背後には忍びよる影があった。


沢→沢田息子
獄→獄寺息子
山→山本娘
六→六道息子
雲→雲雀娘
笹→笹川息子
跳→跳ね馬娘(バトル解説役)
ス→スクアーロ息子


獄「やりましたね11代目!」

山「やっと…」

六「ええ」

笹「終わったな」

雲「沢田がな」

沢「言うんじゃねーよそういうことを!現実から目を逸らしてんだから!」

山「え、なに?どうしたの?」

雲「沢田がね、ルッスーリア(息子)に不意をつかれて背中に時限爆弾を設置されたんだよ」

獄「ええええ!」

沢「俺も雲雀に言われるまで気付かなかったんだがな」

獄「ええええ!」

沢「獄寺、煩い」

山「わっ本当だ。もう残り三分切ってるよ」

笹「三分後に爆発するのか!極限に!」

沢「極限に爆発してたまるか!お前なんでも極限つければいいって思ってんだろ!」

六「それにしてもいつの間に…よく気付きましたね」

雲「だって見てたもの」

沢「見てたもの!?見てたものってなんだよ!設置するところをか!」

雲「気配を殺し、指先に神経を集中させて爆弾をつける姿はまるで職人のようで止めることを躊躇われた」

沢「ふざけんじゃねーよこのアマ!お前の魂も道連れにしてやる。三分後にテメエを抱き締めてやる」

六「ふざけないでください。逝くなら一人で逝けばいい」

山「待って沢田。私ドラマで見たことある…こういう爆弾って開けると中に赤と青の二本の線があって…ほら、あった!」

獄「どちらかを切れば止まるってやつだな」

笹「どっちにする沢田!」

六「赤と青って僕の瞳の色のようですね」

雲「そう言われればそうだね。縁起がいいから気前よく両方切っちゃおう」

沢「死ぬだろ!」

山「なにが縁起いいのかよくわからないよ。ちなみに私は青の方が好きだな」

獄「俺も青っス11代目」

笹「俺は赤だな!」

雲「私は黒」

六「僕も黒は好きですね」

跳「私は白がいいー」

沢「お前らの好みなんて知るか!そんなんで命左右されちゃたまんねーんだよっつか最後の方は爆弾とまったく関係ねえだろうが!」

跳「爆弾ってなにー?なにがあったのー?」

沢「ちゃんと状況把握しておけよ解説係。しかもお前こっちそっちのけで敵の手当ってどういうことだ」

跳「だって怪我酷いし…はい、足出してー」

ス「いらねーよ」

跳「わかったわかった。わかったから足出してー」

ス「いらねーって言ってんだろ」

跳「わかったわかった。わかったから足出してー」

ス「なんでお前って人の話聞かねえんだ!」

跳「だって放っておいていい怪我じゃないよー」

ス「………」

跳「はい、足出してー」

ス「………」

雲「ウザくね?アイツらウザくね?」

六「なんなんですかあれ。一昔前の少女漫画?」

沢「そこはかとなくイラッとくるな。三分後にアイツらの間に入ってやる。全力で邪魔した後道連れにしてやる」

 




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あきゅろす。
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