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黒蝶乱舞

「誘拐ねェ…」

「そことそことそこにいるだろ?実力者達」

いぶきが親指で後ろを指すと、幹部3人が武器を構えながら出てきた

「流石ですね」

「恐れ入ったでござる」

「死神…伊達じゃないっスね」


「お前さぁ、私が気付かないとでも思った?」

「いいや」

「ついでに」

「?」

「お前らも出てこい、いるの分かってんぞ」

いぶきが一言言うと







また子、万斉、武市の後ろに武器を構えた男2人、女1人が姿を現した


「おーいおい、姐さんに手ェ出すとはいい度胸してんじゃねーか」

「いぶき傷つけたら許さないからね〜」

「ガキだからって甘く見るな、紅い弾丸」


そいつらはいぶきの仲間、雄弥、尚、小夜だった

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