盤上破乱
第参頁(主人公1Ver.)
暫く2人で町内を見回っていると、橋の方に妙な人だかりが出来ていた。
土方は見逃さない。
うん。
見逃したら相当の馬鹿だもんね。(お前は何)
「なんだ。何があったんだ。」
土方が同行開きったぱなしで野次馬らしき男に聞くと、男はびくびくしながら女の取り合いがあったらしいということを話した。
…というよりもなんか白状したって感じだけどな。
土方は一応男に礼を言うと、「どこの馬鹿が…。」と溜息をついた。
橋に寄りかかって下を見ていた修羅がそれを聞いて言い返す。
「その馬鹿はこの人ですよ。」
まるで知っている人かのように言うので、土方は橋の下に目線を移した。
「…近藤さん?!」
副長土方一生の不覚ってやつか?(ニヤニヤ)
その後、土方と修羅が公衆の面前でふんどし丸出しの近藤を運んでいったのは他でもない話…;;
→次は圭君の話
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