poem
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青くどこまでも続く水平線
俺ははてしなく歩く出口はみつからない
淡くうたたかな二時をすぎて
今も潮風にあたる時間はとまったまま
煙草に火をつけて痛いほどの夕焼けに目も心もつぶされて
海猫がないたならノイズさえも死の国の呼び鈴に聴こえてきた


胸はみたされた熱いロックンロール
古いギターだけを持って白い雲にのろう
煙草に火をつけて空の上の輝きに身も心もうばわれて
身体で感じたら鼓動さえも波のように儚く思えた

長くいつまでも長く眠りにつく
深い海よりも深い眠りについたまま


煙草に火をつけて希望と絶望も波のように砕ける
最後に大地へと戻っていくから安らかに屍になれる
魂が消えていく沢山の思いとともに…

みんなで走ったよ…

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