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仁王 雅治



「仁王先輩！」
「･･･手に持つそれ、何じゃ？」
「これですか？これはですねー、魚味ケーキです！」
「魚･･･(なんで魚の頭がｽﾎﾟﾝｼﾞから飛び出てるんじゃ、)」
「焼いた魚をそのまんま詰め込んだんで、栄養満点ですよ」
「･･･、ほぅ･･･」
「仁王先輩のために一生懸命作ったんです！」
「･･･ほぅ」
「よかったらどうぞ！」
「････(やっぱりか、)」






恋の味覚
(･･･まず)
(ひど！でも何だかんだで食べてくれる仁王先輩が大好きですよ！）

　
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