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その4




立海大校庭、元気のいい歌声が響きます。



夢「ぶんぶんぶん太、ハチがとぶん太♪」


丸「何歌ってんだよぃ」


夢「ブンちゃんの歌!」


丸「なんだそりゃ」


赤「つーかこんな校庭のド真ん中で歌ってて恥ずかしくないんスか夢子先輩」


夢「全然!」


赤「あ、そ…」


夢「ちなみにニオの歌も赤也君の歌もあるんだよ」


仁「俺の歌?」


夢「歌ってほしい?」


仁「興味はあるぜよ」


夢「プリッキュア、プリッキュア、プリッ♪」


丸「ぶっ…」


仁「…ぷり」


夢「プーリティでキューアキューア♪仁王は、プリキュa「いい加減にせんとお前さんが部室に隠してるあの事を皆に喋るぜよ」…ほい」


赤「何それすげぇ気になるんスけど」


夢「えっ、赤也君の歌?」


赤「いや違ぇし」


夢「しょうがないなぁ、歌ってあげるよ」


赤「聞きたいとか言ってねぇし」


夢「ブンちゃんマイク用意して!」


赤「ねーよ」


丸「おらよ、マイク」


赤「あるとかどんだけ」


夢「ニオ、音楽の用意はいい!?」


仁「バッチリじゃ」


赤「アンタら何者だよ」


夢「それではミュージックスタート!」



んちゃちゃかちゃかちゃか♪




夢「もーじゃもーじゃもじゃワカメの子♪青い海から、やぁあってきた〜♪」


赤「なんだそれヒデェ!」


夢「崖の上のモジャ」


赤「題名聞いてんじゃねーし!」


仁「なかなかええ歌じゃのぅ」


丸「夢子お前、センス光りまくりだぜぃ」


夢「いやぁそれほどでも〜」


赤「先輩二人も面白がって夢子先輩の肩を持つような発言しないでください、調子乗るじゃねッスか」


夢「もう調子のりましたから〜、残念!」


赤「うっせぇ色々リズムにハマってんじゃねーよ、このエセ陽区」


夢「エセ陽区?神尾アキラ君の間違いでしょ?」


赤「なんかもうアンタ色々面倒くせぇよ」

 
夢「なんだかカラオケも飽きたなぁ」


赤「カラオケだったんスか」


仁「そろそろ部活始まるみたいじゃから行くぜよー」


丸「なぁ夢子、真田の前で真田の歌歌ってやれよぃ」


夢「あっ、楽しそう」


赤「死ぬッスよ」


夢「じゃあ取り敢えず実験台で赤也くん真田君の前でなんか替え歌うたってみて」


赤「俺に死ねって言ってんスかね先輩」


仁「男ならそれくらいやってのけんしゃい」


赤「なら仁王先輩やってくださいよ」


丸「あ、噂をすれば」


仁「真田発見じゃ」


夢「さっなだくーん!赤也君が真田君のためにお歌を歌ってくれるってー!」


赤「げっ」


仁「こっちじゃこっちー」


赤「何言って…!」


丸「あ、こっち来た」


仁「若干嬉しそうじゃの真田」


赤「ちょ…っ、どうすんスか!」


夢「ファイトだ赤也君、歌えたらチロルチョコ奢るから!」


赤「ぜんっぜん割に合ってねぇよ!」





 
プリガムレッドお姫様
(どーしろってんだ畜生!)

 



あきゅろす。
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