その19 流行りのケーキバイキング、スイーツパラダイス店内のご様子。 ブ「ビバ☆スイパラ!!!!!!!ひゅううう!」 赤「丸井先輩くっそテンションたけえ」 仁「女子がいっぱいじゃー。これ夢子がおらんかったらもの凄く浮いてたのぅ」 夢「お、おいしそおお〜〜」 赤「夢子先輩、よだれよだれ」 ブ「おいテメェ等、ぐずぐずすんな!はやくしろこっちだ!」 赤「えっ…丸井先輩ってあんなすばしっこい動き出来たんスね?」 仁「ブンちゃんが先頭きって動き出すなんて、とんでもない所じゃのうここは」 夢「おいしそう………」 赤「だからよだれ、よだれ」 仁「とりあえずチケット買って席つくかのう」 *** 夢「このケーキおいしそう!わあ、これも!」 赤「おお、ケーキだけじゃなくて飯もんもあるんだな」 仁「(……タルト、タルト)」 赤「先輩たち、欲しいやつ取れたッスか?」 夢「取れたー!」 仁「ぜよー」 赤「んじゃ席戻るッスよー」 夢「…あれ?」 仁「どうしたんじゃ?」 夢「ブンちゃんがいないね」 仁「そういえば」 赤「丸井先輩のことだから欲張って何個もケーキのっけてんでしょ。先食べちまいましょ、どうせ食べ放題だし」 仁「そうじゃな」 夢「わあ、ニオのお皿苺タルトしか乗ってないね」 赤「うわあ……なんでこの人同じのしか取ってこないの……」 仁「びば、苺攻めじゃ」 赤「飽きたーとか言ってお残しする先輩の姿が目に見えるんスけど」 仁「だって俺、生クリームもチーズも食べれんしチョコレートも苦手じゃし」 赤「変食もいいとこッスね」 夢「あ、ブンちゃん」 ブ「ただいま〜しくよろ〜」 赤「意味わかんね…ってえええええなにその尋常じゃねえくらい大量に甘いの乗ってる皿」 夢「ブンちゃん片手にお皿三枚づつ持てるなんて器用だねえ!」 仁「計6枚の皿にケーキがてんこ盛りじゃー」 ブ「妙技・菓子三昧」 赤「馬鹿じゃねえの」 ブ「ぶん殴るぞテメェ」 仁「それにしても周りの視線集めるのが得意じゃのう、ブンちゃんは」 夢「お腹がいっぱいになりそうな量だもんね!」 赤「腹壊すレベルだと思う」 *** 赤「はー腹いっぱい」 ブ「もっちゃもっちゃ」 夢「もー食べらんないね!」 赤「丸井先輩未だに食ってるッスけどね」 夢「ニオは?まだお皿にタルトいっぱい残ってるから苺祭り開催中だね」 仁「んー……、開催中止じゃ」 赤「は?」 夢「えっなんで?」 仁「んーーー」 赤「(ガタッ)」 仁「飽きた」 赤「ほらみたことか!!!!絶対飽きると思ってたあぁああぁ」 仁「おおー赤也くん、大当たりじゃ。そんな君にはこの苺タルトをプレゼント」 赤「全然嬉しくねえ。つーか苺タルト10個も乗っけて7個余らしてるってなんなのこの人なんなの?」 ブ「おかわり!!!」 赤「はあぁあまだ食うの!?!?いやいやいやおかわり行くならこのタルト平らげてからにしてください」 ブ「俺今チョコケーキ食いたい気分だから!じゃ!」 赤「タルトだっていいじゃん!!!!」 仁「行っちゃったのう。ブンちゃんたら素早い」 夢「さすが、妙技・お菓子三昧の使い手だね…!!!」 赤「わけわかんねぇよ…」 夢「赤也くん、ファイト!」 仁「赤也、頑張りんしゃい」 赤「他人事見たいに!張本人のくせに!他人みたいに!!!」 *** 赤「………今日絶対苺に襲われる夢見る」←結局タルト全部食べた人 仁「ナイスファイトじゃ、赤也くん」 夢「タルトにがっつく赤也くん格好良かったよー!!」 赤「ああ、そうかよ……」 ブ「それにしても美味かったぜぇ、スイパラ!また行きてえなー」 夢「うん、行こ!また4人でねっ!」 赤「今度行ったら仁王先輩の分は俺が持ってくるッス」 仁「プリッ」 夢「まだ時間あるけど、次どこ行く?」 ブ「あ、俺この近くに美味いケーキ屋知ってんだけど!!」 赤「まだ食うの!?!?」 プリガムレッドとお姫様 (さっすが、妙技・お菓子三昧の使い手だね!) ← |