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刀剣乱舞
Bとある本丸の審神者(その2審神者)不動イベ
「ただいまー、主、帰ったぞー」
和泉守の声
自室から打ち粉片手に慌てて玄関へ向かう。
「お帰り!怪我してる子は、直ぐ手入れ部屋に行くよー」
小走りに向かい言えば、ブイサインをした満足そうな笑みの和泉守
「…どうしたの?和泉守君」
「猫かよっ!はなせー」
聞きなれない声に視線を向ける
岩融さんが、片手に見知らぬ子の首根っこ掴みぶら下げてる
「捕まえたぞ、主!」
同じく満面の笑みで岩融さんが、ほら、と軽くぶら下げてる子を見せる
「……不動、君」
「どうよ!…っ、て、わっ」
勢いつけて和泉守に抱きついた
「すごいすごい!有り難う和泉守君」
「はは、大喜びだな」
「あ、いいな。主、俺もー」
横で見ていた蛍丸が両手を延ばしてきた
「勿論!全員もれなくぎゅーっだよ!」
和泉守君から体を離し、隣に立つ蛍丸君へと
前屈み気味に両腕を延ばし抱き締める
「…血がつく…」
「ついても良いよ!…って、あ、痛いね
ごめんね骨喰君」
「痛くない、平気」
抱きついた腕を緩め、そろり骨喰君を抱き締めた
「岩融さん、もちょっと屈んで」
どう両手を延ばしても背が高すぎる彼には抱きつけない。
と言うか、お腹辺りに突っ込む感じになる
「がっはっは!主も、今剣くらい身軽にならんとな」
「無理」
豪快に笑いながらも、身を屈めてくれた岩融さんに抱きついた
…腕を離し、その隣を見れば両手を左右に振り
顔を赤らめて頭も左右に振る一期君と蜻蛉切さん
「…そんな全力で嫌がんなくても、あんた達…」
「嫌とは言ってませんぞ」
「そうです、ただ、その、…」
「審神者に、ぎゅーされるのと。
そっちから審神者にぎゅーして来るの、どっちがいい?」
「主殿…」
「それ実質、一択だろ」
情けない顔をした二人に、和泉守が呆れ口調でボヤいた。
この二人から抱き締めて来る事は無い
「…そ、そちらからお願いします…」
「不動君、連れて来てくれて有り難うね」
何だか、いじめてしまってる気もしなくもないから
ほんの少しだけ抱きついて、直ぐ離す
ガラリと扉の開く音
「…帰ったぞ」
「あれ、皆どうしたんだい?」
遠征から帰宅した二人は玄関で瞬いた。
「国広君!格好良くて強い和泉守君達が不動君
連れて来てくれた!!」
「…っ、と、…ああ、良かったな主」
勢いつけて山姥切にも抱きつけば、驚いた顔をしたが岩融にぶら下げられた
不動を見て小さく笑みを見せた
「良かったね、主」
「うん!光忠君も遠征有り難うね」
幸せ、お裾分けだよっ
笑顔の燭台切にも抱きついた
「もう少しで日付変わるし、そしたら諦める
って涙目だったもんね」
「主、不動には挨拶したのか?」
山姥切の言葉に、慌てて岩融さんの前に戻る
「不動君!」
「お、おう」
「両手の平出して!」
「……こう、か?」
片手の平しか出されなかったが気にせず、ぺちん、と自分の手を合わせた
「いらっしゃい!本丸の審神者です。
これから宜しくね!」
今日は、ご馳走にするよ
その前に、怪我した子は手伝い札使ってポンポン
勢い良く言いながら、怪我をしてる
骨喰と蜻蛉切の手を引く
「…すごい元気な審神者だな…」
玄関に下ろされた不動が呆然と呟く
「今は仕方ない。
あいつは毎日あんたを探して涙目だったからな」
山姥切の声に不動は目を遣る
「あ、そうだ主
物吉は怪我治したら探しに行くか?」
和泉守の声に手入れ部屋へ向かう審神者が振り向いた。
「諦める!」
「…返事はえぇな、いいのか?」
「不動君来てくれたもん
審神者のリアルラックは
使い果たしたよ」
行くって言ってくれて、ありがとねー
「…俺なんかに、そんな喜んでどうすんだ」
ぼそり、呟く不動の声に山姥切が視線を向けた
「あいつは、あんたに何て言うんだろうな」
「は?」
「いや、本丸を案内しよう。」
不動君獲得部隊
和泉守
骨喰
蛍丸
岩融
一期
蜻蛉切
メンテ開始まで残り16時間前の事。

やったね兼さん


END20160401

本当に来なくて涙目でした…

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あきゅろす。
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