青春真っ盛りなんだけど(2) ※
洋物を見た後は、「妹とSEX膣内射精!」とかいう更にものすごいものを見せられ、若い男子高生は2度、3度と自らを奮い勃たせ気持ちよくイッた。
(実妹・・・いや、・・・これはそういう設定なだけでマジで血がつながっているわけじゃなくて・・・でも・・・本当だったらすごいよな・・・)
“SEX慣れしていなさそうな幼な顔”で売っているこのAVタレントの、確かにそう使いこまれていない赤みを帯びたきれいな性器にも興奮したが、それよりも近親という実妹設定に敏感に反応した自分に一抹の不安を感じた。
近親相姦・・・その獣にも劣るような行為を表す異様な言葉が、頭と心に重くのしかかった。
悶々とした1時間半・・・それぞれが自分を男優に重ね擬似セックスに没頭した。部屋の空気は熱気に包まれ、生臭さが充満していたがこれも青春の1ページ。青春の「青」は「性」だ!とふざけたことを口走った奴に苦笑いし、観賞会は幕を閉じた。
「なあ、新一」
自室に戻ると同室の拓斗は、新一が座るソファーの横に腰掛けていつもどおり体を密着してきた。
「何?」
男同士、くっつくこと自体に違和感はない。
同じ釜の飯を食い、風呂だってみんなで入る共同風呂。雑魚寝だってするし肩を寄せ合って同じゲーム機に顔を突き合わせもする。ふざけて抱きつきもすれば罰ゲームでベロチューかますことも、まあ、俺はないがそういうことも男子校では日常的にある。
男同士だからこそ、そこに妙な恋愛感情が存在しない限りは抱きつこうがベタベタしようがそれが特別おかしいことだとは思わない。猫がじゃれあうような絡み、それこそ心を許せる友達として信頼し合っている証拠のようなものだ。
だからぴったり体を寄せて来る拓斗にも、暑苦しいなぁと思う程度で何も違和感など覚えずそのまま漫画を読んでいた。
「さっきさ、イッてないだろ。新一」
「なっ!」
拓斗は手を新一の太ももに乗せ、ツウーと人差し指でズボンの上を滑りジーンズのファスナーまで指を動かし、ツンツンと大事な場所をつついた。
「ちょ、何だよ」
「どうして途中で止めた?ここ、触ってたのに?」
「そ、それは・・・・」
見られていた。俺が股間を膨らませ、手で触っていた所を。何でこいつは人がそんなことしてるのを見てんだ!そりゃ俺も人のをチラッと見はしたけど、だからと言ってそのことを口には出さない。
「タンパクってわけ?じゃないよな、だってここ・・・勃起してたし」
「おい!」
パツンとボタンを外しファスナーを下ろされた。
突然の行為に驚いているうちに、そのままソファーに押し倒され、覆いかぶさって来た拓斗は新一の口に自分の唇をあてがった。
「ん・・・・・っく・・・」
暴れる新一を押さえつけて噛みつくように押し当てる口からは互いの荒い息が漏れ、嫌がる新一を持て余した拓斗はどこに準備していたのか、細めの紐で新一の手首を拘束し、それを更に首に巻き付けて暴れる両手を固定した。
首と共に拘束した両手首は、無理に動かそうとすると新一の首を絞め付ける。ベッドならともかく、押し倒した場所がソファーでは両腕を縛り付ける所がない。一瞬思案した拓斗は、動きを封じるために多少危険だとは思ったが自分勝手な欲望が勝った結果、新一自身にくくりつけると言うかなり強引な行動に出た。
「こら、てめえ、たく・・・拓斗。ふざくんな。これ解けよ!」
「だーめ。だって新一大人しく犯らせてくれないだろ」
「当たり前だ!それに、やるって何だ!」
「犯るって、そりゃあSEXしかないだろう。それ以外にヤることがあったら、教えてほしいね」
拓斗とはもう1年以上同室だ。そいつがいきなりSEXなんてことを言い出した。これはきっとあのDVDに触発されたに違いない。
「お、お前、彼女いるじゃん、何で俺、」
「ああ、いるけどな。でも新一とも犯ってみたいとかねがね思ってたんだ」
「思うなそんなこと!俺は男だ」
「さっきDVD観賞した奴も、今頃気の合う奴と犯ってるかもな。ほら、俺達血気盛んな高校生じゃん」
「そんなの言い訳になってねえ!ちょ・・・くっつ・・・・・ぐあ」
「あんまし暴れると自分で自分の首絞めることになるぞ」
「けほっ・・・っ、じゃ、これ、ほどけ・・ん・・・っうあぁぁ」
「ああ、思った通り。やっぱ新一って反応がエロイよな」
「・・な・・何・・だよ、それ」
「・・・・興味あんだよ、新一には。いろいろとな」
拓斗の言葉の意味も分からずにシャツを胸までたくじり上げられ、チュウと音を立てて胸の飾りに吸い付かれた。
「う・・・あぁ・・・・」
「何、やっぱり感じる?」
「そんなんじゃ・・・・ん・・うあ」
「でも、声・・・イイな。嫌がってる声じゃないし」
(同級生にそんな場所を吸われて、俺はなんて声を上げてんだ!)
ダメだ・・・こんなこと。
ああっ・・・・・ん・・・・ダメ・・・・・・・・・でも・・・・・
ピチャピチャと音を立てて舐めたり吸ったりし始めた拓斗の舌使いに、声は自然と上がるわ下半身からゾクゾクした波紋が寄せて来るわで、新一の快感に弱い体は自然と反応し素肌に触れる者の愛撫を受け入れようとしていた。
覆いかぶさる拓斗の体重が無くなったと思ったら、ジーンズと一緒に下着も膝まで勢いよく下ろされ「脱がしにくいな」とか言いながらも、ばたつく足から完全にズボンを取り去った。
スッポンポンの下半身。
体毛の薄い新一らしく薄らと茂った股間の陰毛に隠れる性器に、拓斗はクスリと笑った。チョコンと隠れる小ぶりな性器。しかしこれも刺激を与えれば立派な雄へと変化する。
幼さを残す、ペニスと呼ぶにはかわいらしすぎる肉芽に、引きつけられた眼が離せなかった。そして自分の中心も、それに呼応するようにピクリとズボンの下で反応する。
「こらっ!て・・・てめえ!」
「あれ、おねんねしちまったか?」
拓斗は新一の脚の間に速攻で割って入り、股間にチョコンとうずくまるペニスに顔を近づけた。
「どけ!そんなとこ見るな」
「なんで?かわいいじゃん。新一のペニス。風呂でも見たけど・・・こんなに間近で見るのは初めてだな」
「うっつ・・・あ」
拓斗は新一のペニスを手の中に握り、小指から順に力を入れて絞るようにゆっくりともんだ。
「あ・・・やめろ・・触るな・・」
「気持ちいいんだろ?なあ、新一ってさあ・・・・・・・・・・・男の経験あるだろ」
「えっ!」
虚を突かれて驚いた新一。
新一の丸く見開いた目に、拓斗は自分の予想が間違いではないことを確信した。
「だって、乳首ってよっぽど慣らさないと、舐めたくらいじゃあんなによがらねえし。新一って女とSEXしたこと無いって言ってただろ。なら、男がいるのかなって」
「な・・・そんな・・ち・・違う」
「そうかなぁ?新一って普段ガサツなくせして、時々疲れてて妙に色っぽいし・・・・・・それに・・・」
それに・・・の後が気になった。
何だって言うんだ。
俺何かばれるようなことしたのか!?
聞き返したいけれど、握られてやんわりとしごかれるペニスが少しずつ形を変えてきていることが自分でも分かって、意識がそっちにいってしまう。
「う・・んあ・・・」
「な、気持ちいいだろ」
確かに気持ちいい。
こいつ・・・なんでこんなにうまいんだ。自分のマスかきすぎてテクニック磨いたのか、それともこいつも男と変な事してんのか?
どっちにしても拓斗相手に性行為などをしたら、この先まだ長いのにいろいろと不都合が生じる。同室だしクラスも同じで親友でもある。そんな拓斗とふざけてSEXしましたとかしゃれにならない。お遊びでもこれは行きすぎだ。
「た・・拓斗、とりあえず俺・・・でやるのはよせ。他を・・・当たれ」
「この状態で何言ってんだ?体だけの関係なんてよくあることさ。気にすんな」
「っ・・気にする!お、俺はホモじゃねえ・・っつ・・・んあぁ」
言い合う間も、拓斗はフニャッとしたマシュマロのような柔らかいペニスをゆっくり上下にしごいて、芯を持ち始めたペニスの感触を楽しんでいた。
「俺だってホモってわけじゃない。でも、気持ちいい事はみんな好きだろう」
「っん・・・あ・・・・・こ・・こんなの・・・女のとこ・・・行け」
「うーん。でも俺は今、猛烈に新一と犯ってみたい。手コキでこんなに感じてんだぜ。・・・・・後ろで犯ったらどれだけ感じるのかな」
拓斗は自分もズボンを下げて、下着からブルンと跳ね上がる元気なモノを取り出した。
(クソッ・・・こいつもか。俺よりサイズが一周りはデカイ。)
大きさを比べて対抗意識を燃やしている余裕など一瞬たりともないのに、そこは男の性。どうしても小ぶりな自分の性器にコンプレックスを感じてしまう。
「俺の、もう新一の中じゃなきゃおさまりそうになくってさ」
「そんなもん自分の手で処理しろ!」
「目の前にこんないいモノがあるのに?」
「俺はモノじゃねえ」
「大丈夫。新一も気持ち良くさせる自信はあるからな」
「そんなウソ臭い自信はいらん!やめろ!」
自信って・・・
拓斗も男とのSEXの経験があるのだろうか。
しかし、冗談ではない。
このままでは親友に犯されてしまう。
無我夢中で動かす手と、それによってすれる紐で首が痛いが抵抗しないわけにはいかなかった。
金土日と3日間セックスドール並みに扱われ、新一はトイレと風呂、食事以外はベッドから降りられない生活を送ったばかりだ。おかげで一日一食だったから体重も減った。
そして水曜の今日・・・
またもや新一は、相手と場所は違えども理不尽に押し倒され、性欲処理として扱われようとしている。
何が『新一とも犯ってみたかっただ!』
そんな不埒な願いをかなえるわけがなかろう。
「拓斗、頼むからマジでやめ・・・ひゃ・・・あ」
懇願するのもつかの間、ペニスに感じた暖かい熱を帯びた感触は・・・
濡れそぼったものが新一のペニスを柔らかく包む。
ピチャクチュ・・ペチャピチュァ・・・
「うっ・・・・・・・た・・たく・・と・・・・やぁ・・うぅ、あ・・あぁぁ・・・」
新一の起立しかかった貧弱なペニスは、親友の口内でピクリと頭をもたげ、震えながら勃ち上がろうとしていた。
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