目には目を、レイプには…(2) ※


「っつ・・・んあ!」

新一の首筋に後ろから舌を這わせ、たっぷりと時間をかけ舐め上げる門倉。

その手は新一が感じてやまない乳首を執拗に愛撫し、もう片方の手はこれ以上なく左右に開かれたその脚の中心で震える、小さな肉芽の周りをくすぐるように蠢いている。
プルプルと震える新一の性器は愛撫が欲しいとねだるようにその身を動かし始め、だらんと垂れていた肉芽がだんだんと硬度を増すと首をもたげ、触れずとも直立する程勃起した。

雄の形を成した新一のペニスは、開花寸前のオニユリの蕾のように細い芯をピンと勃たせていた。
肌の色とそう変わらない肉棒の色は薄いエルクベージュ。
亀頭のくびれは見当たらず、その先は勃起したらやっと包皮がずれて薄い珊瑚色の亀頭が湿りを帯びて顔を出すのだ。
雄の血管が張り出したような、ごつくてグロテスクなペニスでは無い。
女を知らない、純潔のペニス。
男の手と口によって汚されてはいるのだが・・・


そのペニスの周りを彷徨わせる手を止めた門倉は、甘い蜜に誘われてやって来た蜂のように新一の極所に熱い視線を突き刺しながら、自分達を食い入るように見ている拓斗に言った。

「かわいいだろう、こいつのチ○ポは。全部口に含んでもディープ・スロートには程遠いが、舌で軽くねぶるには丁度いい。・・・てめえはそれも知ってるんだろう?こいつのチ○ポは美味かったか。汁が滴るほどしゃぶってやったか?」

「・・・・・・・・・」

勃ち上がった性器は力なくプルプルと震え、見る者を誘い早く触れてほしいと切に願いながらその鈴口に透明な液を滲ませていた。

「ん・・・っ・・はああ!」
「どうした新一?まだ何もしてねえのに、いい声でうめきやがる。それともオトモダチに見られて興奮してんのか?淫乱になったもんだなお前も」

耳元には悪魔のささやき。その声を聞くだけで背筋にゾクッとした悪寒が走り、それが腰に到達する頃には悪寒が快感に変わっていった。

「お・・・・・・た、大河・・さ・・・・も、だめ・・」
「何がダメなんだ?」

「・・・・も・・・イ・・イキた・・い」
「触ってもねえのに、視姦だけでイケるとは驚きだ。次からはギャラリーでも呼んでやろうか」

「・・・や・・・ちが・・・・う・・・やだ・・・」
「じゃあ、いつもみたいに言ってみろ。そうしたら願いを聞いてやってもいい」

目の前には拓斗が居て、拓斗は大河によって乱れる新一から目を放さない。そんな拓斗の前で痴態を晒し叔父に哀願する様を見られることを新一は恥じたが、羞恥心をかき消すほどの欲求が下半身を支配し始めると、その疼きに耐えられなくなった新一はあえなく半開きになった口から許しを乞う。


「ペ・・ニス・・・・触って・・・俺の・・・い、っぱ・・い・・触って・・・・いじくって・・・・よ」
「そんなに触ってほしいのか?俺以外にも触らせた癖になあ。お前がそんなにふしだらな奴だとは思わなかったぞ」

「っ・・・あ、・・・・ゆ、許してくだ・・さい。た、大河さん・・・・・ゆるし・・・・ん・・ああ!」
「今度他人に触らせたら、お前のかわいいチ○ポを喰いちぎってやる」

「や・・・ああぁ・・・・・ごめんなさ・・・・もう・・・・しない・・・・大河さ・・・だけ・・・・・んあっ・・ぁぁあああああ!」

大河が勃起したペニスに触れた瞬間、新一の口から歓喜の絶叫がほとばしる。
一瞬、触れられた喜びに達しそうになった新一だが、すぐに根元を抑えられて流動する精の道筋をせき止められた抑圧に、行き場を失った射精感が体の中で暴れまわった。

「んあああ!・・・や・・・やだ・・・・いや!、・・イク・・・ィ・・・イク・・ぅ・・・・あああああぁ」
「苦しいか新一」

「く・・・・・・・しい・・・」
「俺も昨日は苦しかったぜ。お前が他人の手でよがってるのを指を咥えて聞いていたからな。だからお前もそれを味わえ」

「はうっ・・・・ああぁ・・・あああ・・・・・ぁぁやあああ!」


新一は果てた。

しかし射精はしていない。
強制ドライオーガズムは、大河が好む性の拷問だった。

一般的なドライオーガズムと違って、射精を制限された絶頂は苦しみの方が大きい。新一がイキたくてもがき苦しみ許しを乞う様を見ると、大河は一層性的興奮を覚えるのだ。新一を囚えるのは自分。そして解放できるのも自分。新一の何もかもを手中に収めなければ気が済まない。それなのに、この快感に弱く目に入れても痛くない程かわいがってきた甥は・・・他の男を受け入れた。
かわいさ余って憎さ・・・。
まさに大河の心境はそれに尽きた。


新一のペニスは透明な細い銀糸をソファーに垂らしているが、噴射はしていない。
脳と神経はイッたことを訴えているのに、体からは外へ吐き出せなかったという応答が脳に逆戻りする。その不一致に身と心がバラバラになるような苦痛が襲ってきた。

「ああぁやぁ・・・はぁ・・くあ・・・ぁぁ・・・・・」

目じりから、あふれ出たのは涙だろうか。
ぼやけた視界の向こうに、自分を見る拓斗が見える。
その視線は苦痛に喘ぐ新一の身に注がれていたが、新一の中心である震えるペニスとその痴態に拓斗が興奮していたことまでは、新一は気づけないでいた。

「AVなんぞよりずっとそそるだろう。なんならそこでマス掻いてもいいぜ。俺も昨日はそうさせてもらったしなぁ」

大河は脚の間で身悶え苦痛と快楽の狭間で喘ぐ新一を尻目に、昨日とは立場が逆転したことを強調して拓斗に痛烈な言葉を浴びせた。


新一は自分のモノだと。


新一を見境なくなるほど乱し狂う程の快楽を与えることが出来るのは自分だけだと、それを誇示するかの如く新一の体を思うがままに扱っている。そして・・・新一も門倉の指示には全く逆らわない。・・・逆らうどころか門倉の与える全ての刺激にことごとく反応し、苦しみさえも悦楽に感じるほどの表情で淫らに愛撫を乞う。


――― 叔父と甥。


血の繋がったこの2人がどれだけの情を交わしてきたのか、それを考えるだけで拓斗は隠靡な眩暈に襲われそうだった。

だが、新一の・・・・・・淫らにくねらす妖艶な裸体。
普段は子ザルな新一が、門倉の愛撫で娼婦のように色香を漂わす男に変わる。
それを見るだけで、自分の中の雄がムクリと目を覚ます。
新一の苦渋の顔に、あの純潔のペニスに、ジーンズの下の自身がズグズグと疼く。
そしてあの蕩けるような熱いアヌスに我が身をうずめた快感を思い出すと、拓斗は穢れた近親相姦にさえ欲情した。

「んっつ・・・・・・んああ。イキたいよ・・・・・・たい・・・さん。お願い・・・イカせて・・・」
「・・・新一。今日はお前にいいものをやろう。我慢が利かねえお前にうってつけの物を買ってやったからな」

大河はスーツのポケットからピンク色をした輪っかを取り出した。
それは直系4センチほどの輪型の物であったが、完全な丸型ではなく止め具のようなものが付属された小型のアクセサリーにも見えた。

奇妙なリング。

「あ・・・・・なに・・・・・」
「まあ、見てろ。黒かピンクか迷ったんだがな。新一にはピンクの方が似合うと思ってな」

そう言って大河は、ピンクのリングに付属した透明なストッパーを解除してアジャスターを引いた。輪っかが大きく開くとそれを新一のペニスの根元まで押し込んだ。

「やあ・・・やだ。なにするの・・おじ・・」
「リングを締めるからじっとしてろ。本体はシリコン製でも止め具部分はプラスチックだからな、ペニスの皮を挟み込んだら切れて痛いぞ」
「ひっ・・・」

“切れる“という言葉に新一は恐怖を露わにした。ただでさえ叔父とのSEXは痛くて苦しいことばかりなのに、はっきりと大河の口から”痛い“と聞けばそれは間違いなく痛みを与える行為。わざわざ教えてくれるのだから間違えは無いだろう。
痛みを与えるようなリングが何のために装着されたのかが分からないだけに、装着時の痛みは無くともこれから先の事が怖くて身を縮こませた。

大河は装着を無事果たしたリングを、ペニスと陰嚢との境ギリギリまで引き下げ、そこでアジャスターを新一のペニスのサイズに合わせホルダーに差し込みストッパーを止めた。それから更になじませるようにリングをまたギュッと引き下げ、包皮との癒着部分に緩みが無いかを確かめた。

新一の震えるペニスの根元を飾るように通された、ピンクのコックリング。
まるで太めの輪ゴムでペニスをくくられたような感触を残すそれが、一体どんな役割を果たすものなのかを知らないのは新一だけだった。

「かわいいだろう・・・・・もっとしっかり見ろよ。ほら、新一。オトモダチ君によく見えるようにもっと脚を開け」
「っつ・・・・や・・・。見るな・・・たく・・・・」

新一は妙なおもちゃを付けられたことによる羞恥から、開かれた股間を両手で隠した。その際偶然手に触れた柔らかく、しかししっかりとした弾力のあるピンクの不審物にぎょっとして隠した自分の股間に目をやった。

「その手をどけろ新一」
「・・・だ・・だって・・・・」
「言うことが聞けないのか」
「っつ・・・あ」

耳朶を噛みながら耳元で命令する叔父の言葉に、おそるおそるペニスから右手を放すと、その手を自分の膝の上に置かれた。そして残った左手も膝の上に乗せられて自分で自分の脚を開けと言われるが、高揚感が抜けて冷静な頭に戻った新一には、友人の前で下半身を晒すことが今頃になって恥ずかしくなり、素直に従えないでいた。

「恥ずかしいなんて気持ちがまだ残っているのか?さっきまでイカせてと叫んでいたのはどの口だ?」
「ぅっぐ・・あんあ・・!」

新一の口の中に、大河が指を2本突っ込んで舌や歯列を手荒く掻き回す。クチャクチャ水音が鳴る口内から唾液がこぼれ、大河の指と手を濡らし手首にまで伝ってそれは流れ落ちる。



「舐めろ」
「んっ・・・」
「俺のを舐めるつもりで、指を丹念にしゃぶれ」
「う・・っ・・んん・・」

突っ込まれた指が動きを止め、新一の舌が動き始めるのを待つ。ごつごつとした指を含んだ口はモゴモゴと何かをしゃべりかけたが、歯を立てるときつく叱られるので新一は言われた通り舌を使って侵入した指を舐め始めた。

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あきゅろす。
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