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駄作
3Z@



似た者同士なのかもしれない。アイツとアイツ…神威と沖田は。思えば性格もそっくりだ(ドがつくほどのSネ。決して私がMとかじゃないアル)毎日の様にいじられている連中がちょっと不憫だ(多串君とかおっさんとか)だけど一番の被害者は私アル。

「やっほー、神楽。遊びに来たヨ」
「遊びに来たヨ、じゃねぇえーヨ!!何回言えば分かるアルか、お前はっ!!もう二度とココに来んじゃねぇええ!!誰か、誰か、ヘルスミー!!」
「ヘルプミーね。そんな事、俺に言っても無駄って神楽が一番分かってるでしょ?ねぇねぇ、今ヒマ?ヒマだよね?兄ちゃんと一緒にイイ所に行こうか?」
「あのーもしもーし、お兄さーん。今ヒマ?じゃないからね!!授業中だからね、思いっきりィイイイ!!」
「ちょっと先生は黙っててよ。ていうか先生『お兄さん』呼ばわりしないでくれる?殺しちゃうゾ☆」
「わわ分かったからっ!!もう言わないから、だからこっちに笑顔向けないでくれませんかー!?いやーもう本当にすいまっせんんん!!」
「ヒマなんかじゃねぇーヨ!!私は今、弁当食べるのに忙しいネ。兄ちゃんに構ってるヒマなんてないのヨ。ヒマならそこら辺の女どもを引っ掛けて何処へでも行けばいいアル」
「釣れないなー神楽は。まぁそんな軽い女じゃない事は分かってたけどネ。俺は今、神楽とイイ所に行きたいんだヨ?だから行こうか、もう準備はしてあるからさ」
「先生ーすいやせん、近くの馬鹿エセチャイナ兄妹が煩くて眠れやせん。寝不足でさァ。どうしてくれるんでィ?思いっきり飛ばしてもイイですかィ?答えは聞いてやせんけど」
「いやいやいや、何言ってんの沖田君んん!?止めて、ていうか授業中に寝ないでっ!!先生の方が殴りたいんだけど、ものすっごくストレス溜まるんだけど!!何、ホントにもー勝手にやっちゃってよ。先生知らないから!!ほら巻き込まれたくないヤツなんてさっさと教室から出て行ったよ。あーもうホントに何、お前ら」
「私のせいにすんなヨ、サド!!悪いのは全部馬鹿兄貴アル!!私はちゃんと大人しく弁当食べてただけネ!!
文句は神威に言うアルよ。ってギャアアア!!何やってるアルか!!ちょっと止めるアル!!私のタコ様ウインナー食べるなヨ、この馬鹿兄貴っ!!」
「んーだって俺も腹減ったんだもん。毎回思うけど沖田君ってうちの神楽との関係って何?すっごく見ててムカツクんだけどさー?何か神楽と喧嘩してるみたいだけど、俺の可愛い妹に怪我させたら承知しないからね?っていうか神楽に触らないでくれる?悪い虫が付いちゃうからネ」
「何?って言われても困りますぜ、お兄さん。俺は欲しいもんは力尽くでも手にいれる男ですぜィ。今ちょうど欲しいもんがありやしてね…これから手にいれようと思ってる所でさァ」
「あーもういい加減にするヨロシ!!神威、お前はさっさと自分の高校に戻るアル!!そして二度とココに来んじゃねーヨ。サド、お前も喧嘩する体制に入るなヨ。睡眠を邪魔したのは確かに悪いと思うアル。でも悪いのは私じゃなくて神威アル。私に八つ当たりすんなヨー!!一番迷惑かかってるのは私アル」
「それはいくら可愛い妹の神楽の頼みでも無理かな?だってココには悪い虫がいっぱいいるじゃないか。そんな所に神楽を一人で置いておけないよ。それともなに?わざとこんな所にいて兄ちゃんを心配させたいのかな?んーちょっとそれだと俺、嬉しいかも」
「何言ってるんでさァ、チャイナ。もちろんお前を狙う気は無いぜ。吹っ飛ばすのはお前のお兄さんだけでさァ。まぁそれでチャイナが傷物になれば俺がもらうだけなんですがねィ」
「さっきから『お兄さん』って呼ばないでくれる?呼ばれる度にイライラしてくるんだけど…俺の神楽は渡さないよ?まぁ俺より弱い君になんか神楽も興味ないと思うけどね」
「言ってくれますねィ…『お兄さん』?俺だって負けませんぜ。チャイナを思う気持ちなら誰にもねィ。もちろん、『お兄さん』にもねィ」






「悪いけどさー、コレいつまで続くの?先生、もう本当に泣きそうになってきたんだけど。アレ?目からなんか出てきそうなんだけど」



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終わらない/^^\
強制終了とさせて頂きました。
エンドレスな話は意外と好き←





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