「もっ」
口を開けば舌を突っ込まれ。
噛み締めればねっとりと唇を舐めとられ。
俺の脳みそは、爆発寸前です!!
自慢じゃないけど、俺はモテない。
中学の時に始めて付き合ってから、このかた彼女がいた事がない。
因みに中学の時は、中学生らしく、フレンチキスのみだ。
自慢じゃないけど。
だから勿論、こんな官能的なキスは、始めて、で…。
もぞもぞと動く俺に、風紀委員長様は意地悪く動く。
もはや、抵抗の力なんて、残るはずもなく、嫌だ、止めろって言葉は出て来ない。
変わりに自分の声とは思えない声と、荒い息を吐き出している。
「ごめんね、勃起しっちゃったね。」
風紀委員長様の手が、俺の股間に伸びる。
「やめっ!!!ーぁっっ!!!!!」
ビクッと体が跳ねた。
信じられないものを見たように、ぐっと見開いた風紀委員長様の目に俺は顔を逸らす。
恥ずかしいやら、悔しいやら、惨めやら、色んな感情が入り混じって頭も心のなかもぐちゃぐちゃだ。
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