1076.('A`)の寿命は後1ヶ月のようです
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01/22(火) 00:29 Fq4AoezpO
俺は今、病院にいる。
息が苦しくなったのだ。
だから、こんな夜中に、緊急で来ている。
日付が変わった頃に診断が終わった。
医師の表情から察するに、告げられる言葉は、深刻かつ大胆な発言だろう、という事だ。
( ゚д゚)「…ご両親の方は?」
('A`)「今外で、ちょっと戻れないみたいです」
仕事関係は、昼夜問わず連絡が相次ぐし、俺は既に愛想が尽かされた。
緊急の電話をしたのは、両親の、最後の世話だろう。
( ゚д゚)「…君しか、いないのか…」
('A`)「えぇ。…それで、結果は…?」
( ゚д゚)「…聞く勇気が必要だが、それでも聞くかい?」
その言葉を聞いた時、俺は予感した。
"危険"、その言葉が頭に浮かんだ。
('A`)「…はい」
意を決してうなずく事にした。
"聞きたくない"なんてのは、小学生までだ。
( ゚д゚)「…癌だ。それも、かなり進行している質の悪い病状だ」
癌。
よくテレビでも聞く話だ。
( ゚д゚)「今回、息が困難になったのは、君が肺癌というのもある。しかし、君の場合は既に…いや…」
医師は話をためらった。
( ゚д゚)「非常に考え難い話なんだが…君は、既に死んでもおかしくないんだ」
('A`)「…どういう事…です?」
( ゚д゚)「君は、末期癌だ。しかも、生まれた時には、既に」
耳を疑った。
そんな話があるのか?
( ゚д゚)「正直、君がそのままで、今回まで生きていた事が一番不思議で仕方無い」
('A`)「…なぁ、先生」
( ゚д゚)「…なんだね」
('A`)「…俺の余命は、何時なんだ?」
もはや、敬語使う事じゃない。
俺はタメで話を聞く。
( ゚д゚)「…」
医師から告げられた言葉は、余りに重すぎた。
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