会話文(日記より/政小)
※エープリルフールネタ、現パロ同棲設定。
3月31日の夜、いつも通り一緒にベッドへ入って寝ようとしたら小十郎が重い雰囲気漂わせて寝室の前に突っ立ったまま政宗を見てる、そんな情景を浮かべて下さい。
政「おい、もう遅いから早く寝ようぜ。何突っ立ってんだ?」
小「…政宗様、大事な話があります。」
政「大事な話?それは今じゃなきゃなんねえのか?」
小「今でなくとも良いのですが…。」
政「なら起きてからでいいだろ。早く寝ようぜ。」
小「しかし、そろそろ潮時かと…」
政「…潮時だ?」
小「前々から思っておりました。政宗は小十郎が居らずとも一人で十分にやっていける程、立派なお方に成長された。」
政「……Ah?」
小「輝宗様の後を継ぎ、社長になろうとも何ら問題のないお方です。小十郎はそれを誇らしく思っております。」
政「で?」
小「しかし小十郎の自惚れでない限り、政宗様は部下の一人でしかない小十郎に愛を注いで下さっている。」
政「そうだな。だから今日も一緒に寝るついでにちゃっかりなんて考えてたりするんだが?」
小「それでは駄目なのです。企業を背負っていく身となれば、後継ぎのことも考えねばなりません。俺が居ては貴方は他へ目を向けようともして下さらないでしょう?」
政「そんな事か…別に今すぐどうこうしなきゃなんねえってワケじゃねぇだろ。親父だってまだまだ元気なんだしよ。」
小「こういう事は早い内に終わらせるべきです。小十郎は部下で尚且つ同性なのですぞ?けして認められることのない関係なのです」
政「……想像は出来ているが結局の所、何が言いたい。」
小「どうか、小十郎と別れて下さい。」
政「断る。」
小「しかし…これ以上お側にいては小十郎が離れられなくなってしまう。」
政「それでいいじゃねえか。俺はお前を手放す気はねぇし、此からも愛し続けるぜ。そして上にも立つ。確かに子は望めねえが後継ぎの心配なんざしなくとも色々と手段があるだろうが。そんくらいお前だって分かってるだろ。」
小「……。」
政「本当は何が言いてぇんだよ?」
小「カレンダーと時計をご覧下さい。」
政「………?」
小「今日はエープリルフールなので、偶には先手を打とうかと。驚かれましたか?」
政「Oh,my…冗談きついぜ。」
小「ふふっ、申し訳有りません。この報いは今からベッドの中で受けるとしましょうか。」
政「それってッ!」
小「聞くなんて、野暮は無しですぜ?」
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単にね、小十郎が何時か政宗に捨てられるんじゃないかとか不安を抱いてたら可愛いなとか思ったんです。大人なんで素直に聞けないだろうし、エープリルフールを利用して確認してればいいと思ったんだ。ただ最後のも嘘って可能性があるよね(笑)
政宗をその気にさせておいて「今日はエープリルフールだと言ったばかりですぞ」とか言ってあっさり寝てたらそれはそれで愛しい。まぁ、それで従う政宗でもないだろうし?
―オマケ―
政「小十郎、今日から俺はmaniac playを止めるぜ!」
小「それは有り難い、ちゃんと守って下さいね。」
政「何言ってんだ、今日はApril fool.嘘に決まって…」
小「政宗様、もう4月2日ですぞ。」
政「NooooO!!」
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