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流星の導き
爆発3秒前
「ねぇ、雪菜、悠兎。Zodiacってファミリー知ってる?」


双子の最も尊敬しているボスが2人に尋ねる。


「んー…。私は聞いた事無いです。ゆう兄は知ってますか?」
「何か、聞いた事ある気がします。確か…巫女?だっけ、そんな感じの人を守っている所でしたよね?」


そう尋ね返すと、ボスは頷く。


「悠兎、良く知ってるね。実はね、そこと同盟を組むかどうか迷っているんだ。」


「同盟…ですか。何でまたそんな所と。」


悠兎と呼ばれた青年が再び尋ねる。


「巫女。彼等に護られている。つまり、巫女はそれ程大事な存在…という事だ。どれ程大事な存在なのか。…彼等にとって?マフィアにとって?…世界にとって?」
「…成る程。俺は理解しました。…ですが、俺の哀れな妹は理解していない様です。」
「む…哀れって何ですか、哀れって…」


するとボスは雪菜と呼ばれた少女を見て笑う。


「つまり、巫女という存在は世界を脅かす存在かもしれないという事だ。だから、俺達ボンゴレと同盟を結ばせて、その巫女を目の届く範囲に起きたいんだ。…分かる…?」
「あぁ、成る程です。」
「そして、その巫女を取り巻く守護者達が世界を滅ぼそうとかいう素振りを見せたら、すぐに分かり、すぐに…潰せる様に…」


ボスは自分達が初めて会った時と比べて、随分と変わってしまったと思う。すっかりマフィアのボスらしくなった。冷たい目もできる様になった。…でも、やっぱり優しい人だと思うんだ。だって、今、とても悲しそうな目をしている。


「まず君達には彼等がいる星月学園に転校してもらって、監視をしてもらう。同盟をする価値のあるファミリーかどうかを見定めてもらう。」


そんなボスにずっとついて行きたい。


「「了解致しました、ボス。」」


(高校行った事ないから楽しみだねっ)
(俺達は任務で行くんだからな。)

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あきゅろす。
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