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「恋人は副司令」
「――大神くん、今は脇侍の殲滅を優先して!」
「了解です!かえでさん」
帝国華撃団の花組隊長である大神一郎は今日も副司令である藤枝かえでの指揮下で帝都の平和を守っている。
「ご苦労様、大神くん。今日もよく頑張ってくれたわね」
「ありがとうございます、かえでさん」
「――今夜も部屋で待ってるわ」
かえでは頬を紅葉のように赤く染めながら大神に微笑んだ。
「了解です」
大神も照れながら微笑み返した。

その日の晩、大神はかえでの部屋にやってきた。最後に見回りするのはいつもかえでの部屋と決めている。
かえではシャワーを浴び終えたばかりと見えて、バスタオルを巻いて頬を少し蒸気させていた。
「いらっしゃい、大神くん。待ってたのよ」
「かえで…!」
大神はハァハァ興奮しながらかえでをベッドに押し倒して、夢中でディープキスした。
「ふふふ、大神くんったら興奮してるのね。かわいいわ」
大神とかえでは恋人同士。付き合ってることはまだみんなには内緒だ。
「かえでのココ、もう濡れ濡れだぞ。風呂入りながら一人でしてたんだろ?」
「あん!だって昨日のあなたのセックス、すっごくよかったんですもの」
「かえでは本当にエッチだな」
大神はネクタイをはずしてズボンのベルトとチャックをはずした。
「ほしかったんだろう?かえでの口でもっとでかくしてくれ」
「大神くん…!はむっ!くぷっかぷっ…!」
「うっ、いいぞ、かえで。ごほうびだ」
大神の太くて長い指がかえでの女穴をまさぐる。
「あっ!いやあっ!!指だけじゃ満足できない…!!早く入れてぇっ!!」
「もっとおねだりするかえでが見たいな」
昼はかえでの指揮下で動いていた大神。だが、夜は立場が逆転して、かえでは大神の思うままに支配される。
「大神くん…あなたがほしいの」
「よくできましたね、かえで副司令」
大神はかえでの足首をつかみながら女穴に自分のものを突き入れた。
「あああああああっ!!」
かえでは大神に入れられてすぐ絶頂に達した。
大神の激しいストロークが続き、イクのが止まらない。
「大神くん…!大神くぅぅん…!!」
「出してもいいですよね?」
「えぇ、大神くんのすべてを私にちょうだい…!これは命令よ、大神くん」
「了解です!副司令の命令には従いませんとね」
命令どおり、大神はかえでの中で果てた。
「あ、熱い…!ああああああ…!!」
同時に絶頂に達した大神とかえでは幸せそうにキスを交わした。
「愛してるわ、大神くん。また明日もよろしくね」
「今夜はこれで終わりなんていつ言いました?」
「え?」
「まだまだ夜はこれからですよ。かえでさんのかわいい顔、もっと見せてください」
「ふふふ、しょうがないわねぇ」
こうして副司令と若き花組隊長の夜は更けていく。
そして朝になり…
「あ…おはようございます、かえでさん」
「おはよう、大神くん」
交際がばれないようにわざとよそよそしく挨拶する大神にかえではいたずらにささやいた。
「――今夜もまた待ってるわね」

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あきゅろす。
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