懐かしきかな


not夢でDFFキャラの中の人ネタ小説です。ほぼ台詞で構成されているのでそれでもOKな方はお読み下さい。



―秩序の聖域、コスモスに呼ばれ集まったメンバーがそこにいた。そんな中で不意にウォーリアが口を開いた。


wol「君は、スコールと言ったか?」
squ「ん、…ああ」
wol「昔どこかで会った事がある気がするのだが気のせいだろうか」
squ「否、それはないだろ」
clo「…あの、俺もスコールを見て凄く懐かしくなったんだが」
squ「クラウドもか?」


否定するスコールもウォーリアもクラウドもなんとなーく、ほんわかと懐かしくなるような、というかお久し振りです!…そう叫びたくなる気持ちになっていた。そこにまた加わってきたのが、オニオンナイトとジタン。皆同じ感覚をもっているらしい。


oni「うん、僕もそんな感じ」
squ「…確かに、言われてみるとそんな気がしないでもない…か?何故だかわからないんだが、俺はジタンに飴をあげたい気分だ」
zid「なんだそりゃ!?…なんか、馬鹿にされてる気がする」

oni「とにかくさ、なんか懐かしいんだよね。皆別々の世界から来て、前に会ったことなんて無いのにさ」
clo「何なんだろうな」

wol「では、悪いが皆の意見を聞かせて欲しい」
squ「なんだ?」
wol「ああスコールは、見ててくれ」
squ「…わかった」
wol「スコールを見て、何か一言、叫ぶとしたら何を叫びたい?」


ウォーリアはスコールを除いたクラウド・ジタン・オニオンナイトに聞く。一分弱、それぞれ考えると皆口を揃えて叫んだ。


「「「 隊長!! 」」」
squ「…は?」
wol「やはりか…」
zid「何か皆して同じ夢見てたみたいだな」
wol「言われてみれば、そのような感覚…否、同じ記憶と言うのだろうか。それをもっている気がする」
squ「なんだソレは…」


スコールが呆れて溜め息をついた頃、ウォーリアが急に胸に手を当てて小さく歌を口ずさみ始めた。


wol「おーもいーだすーたびー」
clo「…どうしたんだ、ウォーリア」
wol「強くなれる 場所があーるからー」
squ「……そ、その…歌はまさか」

wol「いつでもー」
squ「…傍にあるー」
wol「その身をー」
squ「つつーむ風ー」
wol/squ「世界のー日の中にー きっと観えーるだろうー そこに生きーてーるとー…」


スコールも無意識の内にハモっていたらしい。二人ともはっきりと憶えているわけではないのに、メンバーに美声を披露し、どことなく満足気だ。クラウドとオニオンナイトとジタンは拍手をしている。


wol「やはり、スコールは只者ではないな」
squ「…歌ってしまった…」
wol「よし、これから君の事はスコール隊長と呼ばせてもらおう」
squ「やめてくれ!」



中の人ネタというか、脱色ネタでした…!スコールとウォーリアが歌ってたのは浮竹と海燕のキャラソン:風〜命と誇り〜 という曲です。
20090211




 


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