恋哀‥‥‥R18 拍手文
愛しくて‥‥
愛しくて‥‥‥
言葉も交わさず視線だけで互いが求めていることがわかった。
「あ‥‥んぁあ‥‥‥」
引き攣る痛みなど意にかいせず体内にバニィの熱を招き入れた。
見下ろすと快楽にきつく目を閉じ、のけ反るバニィが目に入った。駆け上がる征服感。紛れも無く挿入されているのは自分だが快楽に身もだえるバニィを見下ろすのはかなり気分がいい。
「イイか‥‥‥?バニィ‥‥」
ユルユルと腰を動かし、バニィを煽ると、我慢できないと眉を寄せ虎徹の腰を掴む手がきつくなる。
「‥‥オジさっ‥‥‥もぅ‥‥」
「ん?も‥イくのか?」
身もだえるように吐息を漏らすバーナビー。色を含んだ顔に喉が鳴る。焦らすように虎徹は腰を使い、カリ首を出し入れしバーナビーを煽る。じれったさとジワジワと広がる快楽にバーナビーも耐えられなくなり、虎徹を押し倒し自分の下に組み敷く。
「やぁっあぁ‥‥」
突然の強い衝撃に虎徹は喘ぎ、愛撫すらされてないペニスからトロトロと白濁した液がこぼれ落ちる。その衝撃を受け流す間もなく、バーナビーが激しく突き上げる。
「あ゛っ!‥‥バニィ‥‥」
なりふり構わず突き上げるバーナビーの肩に縋り付き、グズクズにほぐれた後孔がビクビクと痙攣する。
「激し‥‥まっ‥‥バニィ‥‥」
「オジサン‥‥も‥‥イキタイ‥‥イク‥‥ぅ‥‥」
虎徹の制止の声など耳に入らないのか、夢中で腰を揺らし締め付けを堪能する。余裕のないバーナビーの顔は決して誰も見たことがないのだろうと虎徹は思うとえもいわれない優越感に顔が綻ぶ。
確実にジワジワと競り上がる快感、一際バーナビーが腰を穿つと最奥に生暖かい感触が広がる。バーナビーに侵食された身体‥‥そう思うと虎徹は今まで感じたことのない感覚につられるように虎徹も精を放った。
「くっ‥‥は‥‥ぁ‥‥」
射精の余韻に浸る互いの顔を見つめ合い、引き寄せられるようにキスをする。
翡翠の瞳が琥珀色の瞳と混ざり合う。
「虎徹さん‥‥」
静かに名を呼ばれる。そのあとに続くであろう言葉を遮るように再びバーナビーの唇を塞いだ。
バニィ‥‥俺とお前はそんな甘い関係なんかになっちゃいけないんだ‥‥‥
「俺達、結構身体の相性いいのな‥‥」
言葉を紡ごうとするバーナビーを遮るように虎徹は身体だけの関係だと、それ以上でもそれ以下の仲でもないと言う。
悲しみに歪む顔‥‥
こんな顔、させたくなかった。でも、不毛だろ?俺とお前じゃあ未来などない。暖かい家庭も作れず、もちろん子供だって産めない。おまけに一回りも年上で必ずまたお前を一人にしてしまう。きっと、お前にはこれから似合いの美しい恋人ができるはず‥‥‥‥
だから、コレはアソビ‥‥
気まぐれなアソビだよ‥‥バーナビー
くだらないアソビに付き合わせてゴメンな‥‥オジサン、欲張りだから、一度だけ‥‥‥一度だけでいいから触れたかったんだ‥‥
愛しいよ‥‥
愛しい‥‥
バーナビー‥‥
ゴメンな‥‥
狡い大人だ‥‥
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