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11話 予告ネタ 拍手文1
11話予告ネタ



ヒーロー(正社員)


派手な仕事とはいえ、出動がなければ他の社員と一緒でデスクワークが主だ。

退屈なデスクワークをこなし、このあとはトレーニングでもするかとチラリと時計を見ると12時‥‥ランチか‥‥‥

何を食べようかとバーナビーが思案していると、隣のデスクで虎徹がおっひる♪おっひる♪と歌いながら、財布をクルクル回していた。

「オジサン‥‥小学生みたいなことしないでください。」

「おっ。バニー、飯いこうぜ近くに新しくバーガーショップ出来たんだってさ。」

僕の発言など無視しているのかごぎげんでオジサンがランチを誘ってくる。

「いやですよ。そんなジャンクフード」

「む、なんだよ。お前普段何食ってるんだよ。」

むくれるオジサン。
30過ぎのオジサンがむくれても可愛くともなんともない。断じて可愛くなど‥‥‥

「なんだっていいでしょう。貴方には関係ない。」

「んだよ。冷たいなぁ〜。まぁ〜今日はオジサンに付き合え」

半場無理矢理連れ出され会社の並びにあるバーガーショップに連れていかれる。

オジサンは手慣れた様子で注文をし、カウンター席につく。

ほれ、食えよ。そう差し出されたバーガーを受け取る。

ポテトも旨いぞ。と、ニコニコしながらオジサンがバーガーを手の平でギューっと潰す。

「なんで、バーガーをわざわざ潰すんですか?」

不思議な食べ方に疑問をもち、そう問うと

「だって、このビックバーガーデカイから、オジサン口痛くなるから小さくしてるの。」

中身もこぼれにくくなるし‥‥と、お口の小さなオジサン‥‥にあらぬ妄想をしてしまい、思わず手にしたバーガーを落としかける。

「バニーちゃん?どした?」

「なっなんでもありません!」

慌てごまかすようにバーガーにかぶりつく。

「いい食いっぷりだ。」

穏やかな笑みを浮かべるオジサン。

いつの間にか、オジサンの顔に見とれていると、バニーマヨついてる。と口の端についたマヨネーズをひとすくいされ、オジサンがペロッと舐める。

自分でもわかるくらい一気に顔が熱くなる。

「!?わりぃ、つい、楓にしてるみたいにしちった

「なっ//////子供扱いしないでください!」

「怒るなよ〜〜バニーちゃん」

「バーナビーです!」

お前も潰して食べればよかったのに〜〜なんて呑気にジュースを飲み干し、氷をガリガリと食べはじめる。

つくづく、相容れない人だと溜息をつき残りのバーガーを食べる。もちろん、二度とマヨネーズが頬につかないように‥‥‥


味なんか、よくわからなかった、やっぱりジャンクフードなんか嫌いだ。










オジサンが気になるツンバニ。無自覚に翻弄されればいい‥‥



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あきゅろす。
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