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逆裁小説【オドナル多々】
温泉2
小一時間ほどして見つけた温泉はかなり大きくホテルのようにも見える。
「今お客さんが少ない時間帯ですからゆっくり楽しめますよ」
受付の店員の一言に適当に返し、無料券を差し出し脱衣所に向かう。
せっかくだからのぼせるくらいまでつかっていようか、と意味ありげな微笑を浮かべる彼を見てドキッとする。それも、いつもとはなにかが違う、驚きというよりはまた、なにか………
脱衣所で衣服を脱ぎながら今の良くわからない感情について考える。
えぇと……まず人がいない。脱衣所を見る限り衣服は自分のものと彼のものしかない。それでゆっくりつかる……。成歩堂さんと俺が「二人きり」で…「誰もいない」温泉で………

「ん…?あ、オドロキくん今えっちな事考えてたね?」
俺の顔を覗きこみながらそう言われ、一言で言えば核心をつかれた。
「は!??え、そんなことないですよ!いや、ないってわけもっ……あっそのアレです!」
「えぇ〜?アレ?アレって?なんでないって断言しないの?」
無言になる俺。反論をしなければ、そのままえっちなこと考えてます。俺、変態です。そういっているものなのだが、反論ができない。ただただ目を泳がせて慌てふためくだけ。
そんな様子に彼はあはは、と笑う。
「ぅぅ……何も面白くないっ……」
そんな風に噛み締めながら止まっていた衣服を脱ぐ作業を再開した。……………なんかな〜…温泉ってタイトルなのに温泉入らない!温泉入らない!まだ脱衣所続くしね!!
ちょっとここらで作者がつかれちった……

やる気復活したら書こう!
そしてナルオドになっている!(率直に)

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