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小説
見られたよー(沖田目線)
僕は風紀委員長である沖田櫻玖だ(おうくってよむよ!)

僕は放課後に言い寄ってきた子を風紀委員室に呼んだ。

僕はこの見た目だからか、基本的血には困らない。

血ってなんだって?
僕は吸血鬼だから、たまに血を欲するんだ。
もちろんまだ誰にも知られてはいない。

血を吸った後に記憶を消すからだ。

そして、血を吸うときに出す、淫乱作用のある物質で、その子を酔わせて、
僕の気分がのったらそのまま事におよぶこともある。

別に僕はバイだから、男でも、女でもいい。

血を吸わせてくれる、
性欲処理相手としか思わない。そして今日もその子を膝にのせて
口元に近づいて少し舐めた。

「あっ」

うるさいなー。
声は出さなくていいのに。

そして、
プツッ
キバをたてた。

「え!ちょっと何?!」

でもすぐに気持ちよくなって、
静かになる。

簡単だな。
今日はヤろうかな。

そんな事を考えながら、
血を吸っていたら

ガラッ
「失礼しまーす」
「誰かいますかー」

小さな声が耳に届いた。

そして、こちらを見て固まっている





……面白いw見られた事に対して
あまり僕はあわてなかった。

首元から頭を上げる





なんかこの子この状況で
何か考え事してるよw





それから少し経って
目があった。



…ん?僕の口元を見ている。
………あー。血がついてるのか。

驚いているな。

吸血鬼ってわかったかな。

「ニコッ 」

と笑ってみた。

「こっこっこっ」

どうしたんだろう。

鶏みたいw

「ここにおいときますね!
失礼しましたーーーー!!」


あぁ、行っちゃった。

記憶を消していないけど
誰も信じないからいっか
僕が吸血鬼だなんて。

でも少し興味を持った。
人に興味を持つなんて初めてだなー

仄かに甘い匂いもしたし。

膝に乗っているこの子はもういいや。
記憶を消して返そう。





これから楽しくなりそうだなー

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