もとちかコレクション
殿、お戯れ(政宗×元親)
「あ〜れぇ〜え、お許しくださいませ、お代官さまぁ〜あ」
「うっへっへっ! 良いではないか、良いではないか〜! そぉ〜れ!」
「あぁ〜〜れぇ〜〜〜」
くるくるくるくる……
「Σ?!! おふたりとも何を…っっっ」
政宗の命により、新たに酒を持ってきた小十郎は頭を抱える。
ニヤケ顔の政宗が、着流し姿の元親の帯を解いていたのだ…。
「〜っっ悪趣味ですぞ、政宗様! 坊やも楽しんでんじゃねぇ!」
奥の布団に、しなりと倒れ込む元親。
帯の無い着物は、勿論はだけている。
薄暗い奥の部屋に、銀色の髪と酒で火照った薄ピンク色の肌が、妖しく浮かび上がっていた。
「ヒュ〜ウ! い〜い眺めだぜチカ〜〜!!」
「ましゃむにぇ〜…おまえ…慣れてんな?!」
「んなワケねぇだろ。…元親のために、日々妄想…んん゙っ…image trainingを欠かさなかった努力の賜物だぜ…!」
「???」
「…自慢になってません、政宗様…」
「チ〜カ〜〜、足長ぇなぁ〜〜!!」
政宗は、倒れたままの元親の太腿を撫で回す。
「お、おぃ、よせよぅ…! くすぐってぇから…! くふふっ…」
「良いではないか〜、良いではないかぁ〜〜!!!」
「まま政宗様っ! おふざけが過ぎますぞ!! 坊やも抵抗しねぇかっ!!」
「ぅう〜〜ん……。もとちか、ねむぃ……」
「!!?!!」
「Ohー! 誘われちまったZE☆」
奥州筆頭、鼻血!!
「まっっ、政宗様?!」
「…Ha! 気が利かねぇな、小十郎。チカ姫は、おねむの時間だ。……下がれ」
「まさっ…!」
ピシャリと奥の間の戸を締められた…。
「…………追い出された……」
「Let's party! Ya−ha−!!」
"m(●▽´)m"
はしゃぐ政宗様の声が聞こえた…。
20100417
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