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91.間違っていますよ
※注意
このお話は裏表現を含みますので苦手な方は注意して下さい
大丈夫な方はスクロール


















切なげに可愛い嬌声を漏らす霄ちゃん
ずっとこうして霄ちゃんを抱きたいとは思っていたものの、今の霄ちゃんの表情を見ると辛さだけが押し寄せてくる

霄ちゃんは本当に優しい子だから恭弥君に誰よりも幸せになってもらうために身を引いたんですよね…
恭弥君にとっては1番辛い事なのですがね…


『ん、んむ…っはぅ…ん』

「…っ……」


必死に僕の自身を愛撫する霄ちゃん…
かなり上手いし可愛いですけど、顔色も悪くて心配です…
妊娠中に1番良くないのはストレスといいますが…
霄ちゃんはストレスばかりなのではないでしょうか…


『…は、…ぅ……。』

「霄ちゃん?」


急に口を離し、具合悪そうにする霄ちゃん…
つわり、でしょうか…


「無理しなくていいんですよ?」

出来るだけ優しく背中を撫でてあげると、急に霄ちゃんは僕を押し倒して僕の上に乗ってきた


『大丈夫、です…から…、ぁ、ぁあっ!』

「くふぁっ…!」


ぐちゅ、と音を立てて僕のものが霄ちゃんの中に入る
熱くてとろとろできつくて、今にもイってしまいそうです…


『ぁ、ああん…ひぁぁ…っ…』


ぐちぐちと水音がたち、霄ちゃんは激しく腰を揺らす
おそらく無理矢理恭弥君の話からそらそうとしてるんでしょうね…

…でもその手には乗ってあげられません
上で動く霄ちゃんを押し倒して、今度は僕が上から覆いかぶさる


「…妊娠中にあまり激しいのはお勧め出来ませんよ」

ゆっくりと焦らすように出し入れする
これでまだ話が出来るでしょう…

「…恭弥君は貴女をずっと待っていますよ。それこそ毎日眠れないくらい貴女のことを考えています」

『ぁ…ん、…っ…』

「恭弥君の幸せは霄ちゃんと一緒にいることです。そんなに拒絶しないであげて下さい…」

『…っ……』

ぽろりと霄ちゃんの目から涙が零れた

『ぁん…、ダメな、んです…っ…』

「ダメ?何がです?」

動きを止め、霄ちゃんが話しやすいようにしてやる

『…私が恭弥様と一緒に居たら…。恭弥様は今控えている大仕事が全部ダメになって、いろんな方に叩かれるから…って…。それに恭弥様には今度芸能界の素敵な方との婚約のお話があるから、それを私のせいで切ってしまったら…。私が離れないと恭弥様は辛い事ばかり…。そんなの堪えられないですから…。結局私のわがままなんです。恭弥様に幸せになってもらわないと嫌なんです…。』

一気に涙と共に話した霄ちゃんは辛そうだった

「……。恭弥君は霄ちゃんに幸せにしてあげたいと望んでいるんですよ」

『…だから、私の幸せは恭弥様が幸せに過ごす事ですから。私と居たら不幸になるなら私は自分から離れます。』




…霄ちゃんは間違っていますよ
だって恭弥君は霄ちゃん無しでは幸せになんか過ごせないでしょうからね


ぐちゅ…

『ぁん…』


またゆっくりと腰を進め、快感を高める
霄ちゃんは快楽に意識を飛ばす事でストレスを発散しているのかもしれない
なら、僕は協力するまでです

霄ちゃんが恭弥君と寄りを戻すまで…


『あ、ぁぁぁん!イくー…っ…』

「ぁ、…くふ…っ…!」


霄ちゃん、早く1番苦しんでいる恭弥君の為に…

そんな願いと共に僕は欲を吐き出した















骸さんはヒロインたんも大好きですけど恭君も大好きなので、2人が幸せになるのを誰よりも望んでいるんですよ

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あきゅろす。
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