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90.私の1番の幸せ
※注意
微裏要素が含まれますので、苦手な方は注意してください















僕が無理矢理霄を抱いてから数日経つ

あれから毎日霄に言い寄っているけど、なかなか首を縦に振ってくれない

そして今日も…




「霄…戻ってきて…?霄との子供…一緒に育てたいよ」

『ダメです。私と一緒じゃダメです。あと、もう来ては駄目ですよ。恭弥様がこんな店に来ていると知れたら大変です。』


あくまで冷静に僕を退ける霄
抱こうとしても他の人から呼び出しがあるとか疲れてるからとかですぐ逃げてしまう

でもお腹だけは守るように優しく撫でて、苦手な食事もきちんととっているみたいだった

なんで…?
僕が嫌いなら子供だっておろしてしまえばいいのに…















*****




からん

『いらっしゃいま…』

「こんにちは霄ちゃん」

「きゃー骸さまぁ!今日は私とどうですかぁ?」

骸さん…
何故こんなところに…
骸さんも人気モデルさんなのですからこんな所には来るべきではないのに…


「…霄ちゃん、お相手願えますか?」

『え…。』

「骸様も霄ちゃん御指名?本当霄ちゃん人気あるわねぇ」


お金を前払いされては私もどうする術もなく、骸さんと一緒に奥の部屋に向かった















「…さっそく頂きますよ?」

するり、と胸のリボンを解かれ、ゆっくりとベッドに寝かせられる
触れるだけのキスをして、抱き合った


「…霄ちゃん。嫌なら嫌と言っていいんですからね?」

『……嫌ではないですから。』


嫌じゃない。
これは嘘じゃない。
赤ちゃんの為、恭弥様の為ですから。
私は娼婦で骸さんはお客様
だから何も問題は無いはずです


「…なら遠慮なく…。」

胸を露出させられて優しく触れられる
あくまでも優しく、それでも的確に私の気持ち良い所を触れられて声を漏らしてしまう

『ん、…ぁん…っ…』

すると、胸を触っていた手がするすると下に下りてきて私のお腹を撫でた


「…赤ちゃん…産むんですか?」

『…はい…。』

「一人で育てるつもりですか?」

『…最初はその予定でしたが、恭弥様が欲しいとおっしゃったので、恭弥様に差し上げるつもりです…』

「霄ちゃんは恭弥君と一緒に暮らして子供を育てる意志は無いのですか?」

『無いです。恭弥様には私なんか…不似合いです。私は恭弥様の評判を下げる事しか出来ませんから』

「……。そうですか…。」


そのままお腹を撫でていた手が下着の中に入って来た
中心を撫でられて、思わず甘い声を出す

私はこれが正しいのですよね
赤ちゃんを産んで…
恭弥様には有名になって…
赤ちゃんも恭弥様と、私よりずっと素敵な方に育てられて…
赤ちゃんと恭弥様は幸せな生活を送って…

それが私の1番の幸せ…ですから…

『ぁん、…ぁあっ…はぁ、ん…』

「……。」


骸さんの腕の中で私はそんな理想の幸せを思い浮かべていた














骸とやっちゃってます
次は骸目線で…

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あきゅろす。
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