50.猫になってね? 「さて、霄ちゃんもプレゼント渡した事ですし、僕は帰りますか」 『え!?もうお帰りになるんですか?』 数日も前から一緒に準備を手伝って頂いたので、何だか申し訳ない… 「ええ、だいたい僕のプレゼントは霄ちゃんですからちゃんとお楽しみの時間が必要でしょう?邪魔物は消えますよ」 骸さんはにこにこしながら部屋を出ていった 『あ…、ゃんっ!?』 見送りだけでもしようと立ち上がったら、後ろから尻尾を掴まれて、変な声を出してしまった。 この幻覚…?いつになったら解けるのでしょう… 「じゃあ早速霄を頂こうかな?」 恭弥様… なんだか楽しそうですが怖いです 食べられてしまいそうです 『ん…っぁ…!』 尻尾を撫でながら耳を舐める恭弥様… 何だか変な感じです 全身の力が抜けていきそう… 「霄、せっかくだから猫になってね?」 『………っ…』 ***** あー… 霄可愛かった… にゃーにゃー言ってたし… 情事が終わり、霄は気を失い眠っている。 耳と尻尾がふわりと消えた ……ゲンカクってなんなんだろう? まあ楽しませて貰ったからいいけど。 …それにしてもやっぱり顔色がよくない。 起きたら病院に連れていかなくちゃね… 左手のブレスレットがきらりと光る 絶対に何よりも大事にしようと誓った 霄もブレスレットも 今までで1番嬉しい誕生日…だった 霄に寄り添うと、僕も目を閉じて幸せに浸った ***** …あー… 恭弥君うらやましいです… 僕もしたかったんですけどねぇ いつかさせてくれませんかね 3Pとか… まあ恭弥君が許さないでしょうね それにしてもやっぱり僕は天才ですね! あの霄ちゃんのコーディネートは正に天才的です! 恭弥君も喜んでましたし、僕も写真をゲットしましたし 盗撮ですけどね 猫耳と尻尾も完璧です! というか、感じた時の霄ちゃんはあんな声で鳴くんですねぇ かわいらしいです! また今度はどんな恰好してもらいましょうか ヘソ出しミニスカなんかいいかもしれませんね 黒曜中の制服を改造して… クフフ!楽しみが増えました! さて、次はいつデート出来ますかねぇ? 了 骸さん変態の回でした あと猫耳プレイ? 裏だけ番外で書こうかな…ぐへへ←やめれ [*前へ][次へ#] |