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ハピネス
-3-
花道が終わるまで待っていようとも思ったがやめて一旦、家に帰ることにした。
洋平は寄りかかっていた壁から体を起こした。
出ていく洋平に気づき綾子は声をかけた。
「待ってなくていいの」
「約束したわけじゃないすから。花道には行くからってことだけ伝えといてください」
そう言って、洋平は体育館を出た。
欠伸を漏らし、体を伸ばす。
昨夜の流川と寝た疲れが出てきたようだ。
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