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婆ちゃんの知恵袋++ (綱吉,獄寺,六道,雲雀)
※ss集です






〜骨折の場合〜




「いてて……」


「お、ツナ吉どしたの?」


「なんだよツナ吉って
本名かあだ名のどっちかに統一しろよ」


「それよりどしたのその右腕」


「いやー、任務でしくって折っちゃったみたいなんだよね」


「反対に折れば治んじゃね」


「え?ちょ‐ボギィッ‐ぎやぁぁあああ!!」


「ありゃりゃ、失敗」


「失敗じゃねえだろぉおお!!」


「でも私の婆ちゃんはこれをしたら一発で治るって言ってたんだけどな」


「んなわけあるか!」







〜怪我の場合〜




「獄寺じゃん、なにのその怪我」


「あ?お前か……」


「まあどうせ獄寺のことだから瓜ちゃんに引っ掛かれたんでしょ」


「な、う、うっせーな!っておわ!?」


「そーゆー時は舐めときゃ治るってうちの婆ちゃんが言ってた」


「だ、だだだだからってお前が舐めることはないだろ!」


「アハハ。獄寺顔あーかーいー」


「死ね」






〜セットの場合〜




「困りましたね…」


「どしたの」


「セットがなかなか決まらないんですよ…」


「そういうときはパイナップルのジュースで整えるといいって婆ちゃんが言ってたよ」


「クフフ、君のお婆さんは一体どんな思考をしているのか気になりますね」


「てことではいコレ」


「まさか本当にやれと……?」


「うん」


「お断りします」


「……まさかお婆ちゃんを信用してないの?」


「当たり前ですよ」


「いいよ骸なんて
所詮ナッポーだもんね、仕方ないよね、ヘタレだもんね」


「今のは聞き捨てなりませんね、特にヘタレが」


「だってそうじゃん」


「……クフフフフ
いいですよ!やってやりますよ!」


ドバァ


「おお!」


「どうですか!僕はヘタレじゃありませんよ!」




綱「何やってんだあいつら」







〜小腹が空いた場合〜




「ひばっちー」


「……いい加減そのあだ名やめてくれないかな」


「お腹空いてない?」


「無視しないでよ
まあ…小腹程度なら空いてるけど」


「ふふふ...
仕方ないなぁ!ひばっちがそこまで言うならこの私が料理を作ってあげよう!」


「え、僕小腹が空いたって言っただけだよね?」


「てことでちょっと待っててね」


「ちょ、名無しさん!?」



────────
─────



「ひばっちお待たせ!」


「……何時間僕を待たせる気かい?」


「んー……5時間!」


「死ね」


「まあまあそんなこと言わずに
じゃーん、せっかく作ったんだからしっかり食べなよ?」


「……………」


「料理名は『ひばっちの為の愛の料理マラード』
略して『ヒバード』!」


「ヒバードォォオオオ!!!」


「鳥の丸焼き…いや、鳥の丸生かな。多分上手いから大丈夫大丈夫
婆ちゃんが鳥の生は上手いって言ってたし」


「か、咬み殺す!」


「そうそう!生きてるからちゃんと噛み砕いてね」






綱「名無しさん何かずっとヒバード追いかけてたかんだけどどうしたんだろう」






((それよりお前婆さんに一回会ってみたいわ))


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