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ぬいぐるみ+ (フラン)

※台詞のみ





「お兄ちゃーん」


「何ですかー」


「あれ見えるー?」


「どれですかー」


「あれだよあれー」


「だからどれですかー」


「お兄ちゃん見えないのー?」


「見えませんけどー」


「じゃあお兄ちゃんは馬鹿なんだー」


「何でそうなるんですかー」


「だってベル王子がー」


「ベルセンパイがなんですかー」


「あそこに馬鹿には見えないクマのぬいぐるみがあるってー……」


「あー、それ嘘ですよー」


「嘘じゃないよー、だって超可愛いぬいぐるみって言ってたー」


「何で可愛いから嘘じゃないんですかー……」


「可愛いさは正義なのー
だからあそこには絶対クマさんがいるんだよー」


「はいはいそうですねー」


「でも私馬鹿だから見えないし触れないのー……
だからお兄ちゃんなら見えると思ったんだけどー、お兄ちゃんも馬鹿だったんだねー」


「(カチン」


「あーあ、期待しちゃってそんしたなー…」


「名無しさんー、まずあそこを見て下さーい」


「なにー?」


「次に3秒だけ目を閉じて下さいねー」


「んー」


「さーん にー いーち。いいですよー」


「……あ、あそこにクマさんだがいるー!」


「(有幻覚は地味に疲れるけど)
ミーは天才だから名無しさんにも見えるようにしてあげたんですー」


「でも最初見えないって言ってなかったー?」


「実は見えてたんですよー
名無しさんを驚かそうとして嘘ついてたんですー」


「そうなんだー、お兄ちゃんはやっぱり天才だったんだねー」


「当たり前じゃないですかー」


「じゃあこのクマさん貰っていいー?」


「どうぞどうぞー」


「ありがとー、お兄ちゃんだーい好きー」


「ミーも名無しさん大好きですよー」








((ほのぼのしてるわね))
((ししっ、カエルもシスコンだな))






 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ちゃっかり見守っていたベルとルッスーリアだったり


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あきゅろす。
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