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紅凜学園
ついにやって来た
 


美形だらけなんて…ついに日本も変わってしまったんだな…。


紫苑くんと握手をしながら、やるせない気持ちに襲われた。



「それより、Black Babelにバレるってどういう…」


姫色の言葉を思い出して、隣にいる姫色に問い質す。


Black Babelなんて、一切関係ないですよ!金輪際関係ないって感じの方向でもいいっ。

博愛主義の俺にここまで言わせるとは、すげぇよ大したもんだよ!



「総長っ、総長!」

「どうしたの?」


急いで走って来たのは、姫色の部下のようだ。彼の髪色は燃えるような赤。


…何か、事件?喧嘩か食べ物に関わることなら、手伝うけど!



「来ました!Black Babelの黒翼と塔鶯です!」

「…はぁ?!」


ああ、思わず口を挟んでしまいました。申し訳ない!そういうつもりは全く…。

この場合は仕方ないよね!びっくりしたんだこっちは!



「えっ、ちょっ…姫色、どういうことだよ?!」

「仕方ないでしょ?そうなっちゃったんだから」


なっちゃったって、姫色はこうなることを知ってたんだろ…!


 

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