実写*バリケード1 「やあバリケ」 『その呼び方止めろっつっただろうがテメェ』 「駄目か…個人的には結構気に入ってんだけど」 『一度潰されなきゃ分からねえか虫ケラ』 「虫ケラ虫ケーラ、バリケーラ」 『本気で潰すぞ』 「冗談の一つもロクに通じないとは…」 『黙れ男女』 「あ、それは否定しない」 『しろよ』 「じーじつだーしなー、まあ人間もロボも諦めが肝心だよバリケちゃん」 『…本当に生物学上女なのか?』 「うん、一応」 『どう見ても女には見えんな…』 「ほっとけバリケ。じゃあこれあげるよ」 『…何だこれは』 「私の小学校入る前くらいの写真。唯一まだ女の子っぽかったやつ、燃やそうとしてたやつだし要らないからあげるよ。確認したら焼いていいし、そんじゃ」 『ふん…同じ虫ケラなら大した違いなど…』 ……………………。 ドドドド!! 「あ、どうかしたバリケ」 『何だこれはCGか!?』 「本人だよ」 (どうしたバリケード) (スタースクリーム!芳月はどこで間違った!?) (は?) (これを見ろ!!) (…ほう、人間にしては…) (芳月だぞ) (!?) バリケードが見せた小さな写真には今とは全く違う華のように笑む幼き頃の芳月の姿があり、後にバリケードとスタースクリームによって極秘に芳月乙女化計画が計画されたとか…。 [*前へ][次へ#] |