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白い宇宙




この爪先から蕩ける私自身は果たして幸せな場所へ辿り着けるのだろうか。
白い宇宙の中心に君臨して私は微笑みながら唄い続けると喉咽は次第に熱を浴び唄い人はまるでそこに何か存在するかのように話し掛ける。話し掛けている間にも喉咽が壊れた唄い人の口端からは血がたらりと滴り落ちていた。でも唄い人は辛い顔は一切見せずに幸せだと言う。人の言う幸せというものはよくわからない。わからなくていいものなのかもしれない。

だって僕たちは小学生。





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あきゅろす。
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