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novel
きみのゆめ
指を絡めて
荒々しく求めて
苦しくて
熱くて
気持ち良くて
吐き気がして
気がつけば
俺の指がアンタの首に食い込んでて
あんたは
笑ってた
そのままあんたは動かなくなって
俺は笑いが込み上げてきた
―遂に殺してやった―
声を出して心底嬉しそうに笑う自分
そこで目が覚めた
夢の中ではあんなに嬉しかったのに
なんで頬が濡れているんだろう
(なんて優しい夢だ)(なんて苦しい夢だ)
(本当の心はどこに?)
END
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