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ダイヤのA
クラスマッチ!T
 よーし、今日はまちに待ったクラスマッチの日だ!今日ばかりは、マネージャーということも捨てて思いっきりはっちゃけるぞー!



 とは言っても、私が出場するバレーの試合までは、まだまだ時間がある。それまで、ほかの競技でも見ていよう・・・。




ー第一グラウンドー
ここでは、サッカーをやっている。・・・けど、


ピーッ、ピピーッ

「おいてめーっ。さっきのわざとこかしただろうが!」
「んだとっ!?お前が邪魔だからだろうが!!」


笛の音が鳴り響いてる・・・。ずいぶん揉め事が多いみたい。サッカーって、そんなに荒ぶってるっけ!?


そういえば、野球部のみんなは出てるかな?探してみよう。


「お、おーい!マネージャー!!」


っえ?呼ばれた??だれかが、こっちに近づいてくる。
振り返ってみると、そこには汗がきらめく川上君と、


・・・満面の笑みの、倉持がいた。


「お疲れー、もう試合終わったの?」

川上「俺はね。倉持のクラスに負けたよ・・・。」
 と、苦笑いしながら倉持を指差す。一方倉持は、

倉持「おう!途中で乱闘はあったものの、ノリのチームに圧勝したぜ!」
 と、どや顔で言う。

く・・・、さすがは運動神経抜群の倉持。きっと大活躍したのだろう。

ってか、さっきの叫び声はお前かーい!


倉持「マネージャー、俺の活躍すごかったんだぜ!」


「・・・ヨカッタネ。クラモチクン。ツギモガンバレ!」
よし、倉持には、こんな言葉で十分だろう。
当の本人は不満そうな顔をしてるが。


川上「そういえば、マネージャーは何に出るの?」


「あ、私?私はバレーだよ!お昼からしか試合ないから、応援よろしく!」


川上「うん、行けたら行くよ。」
 川上君の応援なんて、うれしすぎる!!


倉持「俺も、決勝まで勝ち上がるから、そんときは応援よろしくなー。」
 

「分かった!でも、相手が私のクラスなら、私は自分のクラスを応援するけどー。」

倉持「それはねーよ。お前のクラスのサッカー弱いし!!」


そりゃ、倉持と比べればそうだろう・・・。


「へー。じゃあ、もし倉持がサッカーで優勝できなかったら、ポカリ一本ね!」


倉持「おー、いいぜ。そのかわり、お前のバレーが優勝できなかったらアクエリな。」


「のぞむところ!」


川上「じゃあ、マネージャー頑張ってね。」


「うん、じゃあ倉持も川上君もまたねー。」


倉持「おう!すぐ負けて俺の応援に来いよ!」


「うん、倉持。こっちのセリフだから!!」


こうして、第一グラウンドを去った。



=あとがき=
久々の更新。余談ですけど、実はここには前園君も出場させる予定だったんですー。

ごめん、ゾノ・・・(泣)。

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